幼児の城の一日
私達は園舎設計を専門にやっている集団です。
ある意味「園舎中毒」か「園舎バカ」です。
だから事務所にいる間は、園舎の事ばかり考えて生活と行動をしています。
そして、一般の人から見ると、『何でそれで生活出来るの?』と言う偏った仕事ぶりです。
でも、皆さんは本当に美味しい寿司を食べたいと思ったら、
ファミリーレストランでは無くてお寿司屋さんに行くと思います。
設計事務所だってそうあるべきだと思っているのです。
本当に質の高い仕事をやるならば、何でもやるのではなく、
専門性を持ってやるべきだと思っているのです。
事務所の朝は8時には人が集まってきます。
理由は事務所に併設されたレストラン2343(2-3-4-3.com)で朝食が食べれるからです。
一般人は2000円近く払う食事が無料で食べれます。
内緒の話ですが、実はランチも無料です。
その後、事務所内を掃除します。
掃除をする事は、身の回りの整理整頓をする事であり、
仕事の効率が上がると言う事が一つあります。
でもそれだけではありません。
建物の掃除をすると、どこが汚れやすかったり、傷みやすかったりが分かります。
そして、汚れた箇所をキレイにしたり、
傷んだ箇所を補修する為に色々と調べて学ぶ事が出来ます。
すなわち、掃除も園舎設計に繋がっているのです。
掃除が済んだら、それぞれが担当の仕事に分かれて作業に入ります。
そのステージは実に多様です。
PCの前で作業をする者。
材料の前で試行錯誤する者。
部下や上司と議論を行っている者。
内の複数人でデザインの妥当性を議論している者。
現場で工事監理に努めている者。
そしてデザインに正解と言う言葉は無い事から思考にも終わりはありません。
動画の終わりでは、その日最後の一人が扉を開けて帰っていきます。
そして、パタンと扉が閉まった後に向かった先は・・・・・
なんだか、昔ながらの設計事務所の様ですね。
確かに私達は昔は深夜まで作業をしていました。
しかし、今は私達は大きく変わりました。
今では大半のスタッフが早く帰って自分の時間を持てる様になっています。
休暇取得率もとても高いです。
更には育児休業取得率も殆どのスタッフが取得します。
更に私達は出産祝い金制度や子供手当も新設しました。
住宅手当もあります。
自由度の高い海外研修制度もあり、
毎年9割のスタッフが自ら行き先や日数を決めて様々な国で研修を積んでいます。
過去三年の実績では20か国以上にスタッフ派遣をしています。
更には海外にも事務所があり海外勤務も経験する事が出来ます。
だから私達の設計って、本当に楽しいんです。
こんなに充実した設計活動を是非多くの志が高い人達に感じて貰えたら嬉しいです。