異年齢交流が生まれる縁側のある園舎

Kindergarten

MJK Kindergarten

●福岡

異年齢交流が生まれる
縁側のある園舎

福岡県北九州市に新築された定員240名の幼稚園。
MJK Kindergartenが屋外での保育活動を大切にしていることより、自然が身近に感じられるよう敢えて外廊下型の園舎として計画。
日常の動線が半屋外になることで子どもたちが自然や天候の移ろい・つながりを感じられることに加え、のびやかで深い軒の出た縁側空間は日本が元来持っていた縁側コミュニティという形で異年齢間の交流が豊かになった。

異年齢同士の豊かな交流を育む外廊下

外部とつながる開放的なダイニングルーム

保育士さんの心も身体もリラックスする カフェのような休憩室

開放感あふれる半屋外空間のある学び舎

Kindergarten

WD Kindergarten

●中国・広州

メディア掲載

gooood (中国)

Rethinking The Future  (インド)

Archello (オランダ)

・Archidaily (アメリカ)

・EDUCATION SNAPSHOTS (アメリカ)

開放感あふれる

半屋外空間のある学び舎

広州市南沙区にある、マンションの共用部を改装した幼稚園。
園舎の中央に半屋外空間としても利用できるダイニングルーム配置。窓を全開放するとまるで外部空間のような開放感を伴い、雨季においても子どもたちが外気にふれながらご飯を食べたり体を動かせるピロティ―空間となる。
また、16,000㎡を超える敷地面積を活かし豊かな起伏を設けた園庭には多様な樹木を配し、遊びと学びが融合する自然豊かな環境で、子どもたちの好奇心と探究心を刺激する園舎となっている。

半屋外のように利用できる開放的なダイニング

アーチの陰影が特徴的な外廊下

屋上テラスと繋がる多目的ホール

伝統的な建築様式「囲い」を通して子どもたちの成長を見守る幼稚園

Kindergarten

MD Kindergarten

●中国・惠州

メディア掲載

EDUCATION SNAPSHOTS  (アメリカ)

mooool  (中国)

gooood (中国)

Rethinking The Future  (インド)

Archello (アメリカ)

・Architizer (アメリカ)

伝統的な建築様式「囲い」を通して
子どもたちの
成長を見守る幼稚園

広東省恵州市に改装された一棟の幼稚園。

小屋型の絵本コーナーやアトリエ、1階から3階まで上り下りできるネット遊具、お庭と一体となったダイニング、園庭に起伏のある築山や池など、子どもたちの日々の成長を守りたいという願いを込めて、中国客家人の伝統的な建築様式「囲い」を様々な形で園舎のところどころに配置し、子どもたちが日常生活の中で様々な感性を育み成長できる園舎となっている。

ダイニングとつながる自然園庭

伝統なアーチの形の開口部をイメージした窓

外風景を眺めながら学びを促す廊下

貴陽の風土に触れ 地域愛を育む園舎

Kindergarten

WDB Kindergarten

●中国・貴陽

メディア掲載

gooood (中国)

Architizer (アメリカ)

Archidaily (アメリカ)

Archello(オランダ)

EDUCATION SNAPSHOTS (アメリカ)

Rethinking The Future (インド)

貴陽の風土に触れ
地域愛を育む園舎

貴陽市金陽区にある5階建てのビルを改装した幼稚園。

地域の自然や歴史に親しめるよう中国貴州省のカルスト地形をモチーフにした園舎には、段差やネット遊具が設けられ、子どもたちが体を動かしながら地域への愛着を育むことができる園舎となっている。

デッキテラスとつながる開放的なダイニングルーム

階を縦断する大きなネット遊具

貴陽のカルスト地形にある石筍から着想を得たエントランス

自然とアートが日常に溶け込み子どもの創造性を育む園舎

Kindergarten

IBG “H” Kindergarten

●中国・北京

メディア掲載

・Rethinking The Future (インド)

gooood (中国)

Archello (オランダ)

Archidaily (アメリカ)

自然とアートが日常に溶け込み
子どもの創造性を育む園舎

中国北京市朝陽区にある2階建てのオフィスビルを改修した幼稚園。

1Fから3Fまでつながる屋外階段やネット遊具で上下移動を促し、寒い季節や悪天候における運動量を確保。また、園舎が芸術的な文化要素が高い地域に位置することから、アートギャラリーを設け、日常生活の中で子どもたちが芸術に親しめる場となっている。

緑豊かな前庭と繋がるデッキテラス

地域の作家や園児の作品を展示し日常生活からアートにふれられるエントランスギャラリー

屋上テラスと繋がり創作活動の幅を広げるアトリエ

自然の厳しさを活かす「丘」に囲まれた
子どもの体力を育む園舎

AKM Kindergarten and Nursery

●熊本県

2023 KIDS DESIGN AWARD
2023 GOOD DESIGN AWARD

自然の厳しさを活かす「丘」に囲まれた

子どもの体力を育む園舎

熊本県芦北町にあるこども園。令和2年熊本豪雨時に旧園舎が被災 ( 浸水 ) したことを受け、新園舎を2 m もの大きな丘の上に計画した。大きな丘は子どもたちを災害から守るだけでなく起伏のある園庭となり、高低差の豊かな園庭は子どもの様々な動きや連続する遊びを生み出し、子どもたちの体と心を育む環境を創り出している。

起伏の豊かな子どもたちの体力を育む園庭

絵本に囲まれた明るい絵本コーナー

外部とつながる開放的なダイニングルーム

光や人が動く気配を感じ
遊びと学びを創発する園舎

Nursery school

XCG Nursery

●中国広東省

光や人が動く気配を感じ
遊びと学びを創発する園舎

中国広東省広州市のある天井高が6mを超える倉庫を改修した保育園。
天井が高く、トップライトのついた勾配屋根の特徴的な空間を活かして部分的に吹抜けをつくることで、1階にいても太陽の動きや2階にいる人々の動きが感じられるような空間となっている。

天井を張らないことで開放感あふれる教室と遊び場

ネット遊具と図書コーナーを融合した自由に使い方を選択できる空間

透明な建具やネット遊具により天窓から移りゆく光と影を体感したり先生や友だちの様子を感じられる空間

原風景を魅せ、
原体験に触れる園舎

KN Kindergarten and Nursery

●鹿児島県

2023 KIDS DESIGN AWARD
2023 GOOD DESIGN AWARD

原風景を魅せ、

原体験に触れる園舎

鹿児島県南九州市に新築された認定こども園。

山や田畑、川などの豊かな自然に溢れたこの地域において見過ごされがちな何気ない風景を“大窓”や“縁側廊下”によって切り取ることで、四季折々の自然の美しさや時の移ろいを園のどこにいても体感することができ、子どもたちの愛郷心や感受性を育んでいる。

多様な遊びや動きを促す大階段ホール

風が通り抜ける保育室の前の縁側廊下

アリの巣のような壁面ネット遊具

下北沢の地域とつながり
文化創造の拠点となる園舎

Nursery school

SDJ Nursery 

●東京都

2022 KIDS DESIGN AWARD
2022 GOOD DESIGN AWARD

メディア掲載

・hhlloo (中国)
・Archello (オランダ)

下北沢の地域とつながり

文化創造の拠点となる園舎

東京都下北線路街にある定員105名の、豊かなコミュニティスペースが併設された保育園。
小田急線の開発により多様性に富んだまちに対し、扉が全開放できる開放感のあるコミュニティスペースや子どもギャラリーという【地域ゾーン】を設けることで、SDJ Nurseryを拠点として園内に地域の多世代の人々が集い、音楽会や演劇・踊り・子育て支援など、園と地域・そして地域の人同士のつながりを生み出している。

地域住民も使える 絵本のあるコミュニティスペース

道沿いに位置し 地域の住民とのつながりを生み出すアトリエ

開放的で多様な使い方のできるコミュニティスペース

ユニークな外部環境と共生し
自発的な遊びを誘発する園舎

ATG Kindergarten and Nursery

●新潟県

2022 KIDS DESIGN AWARD

ユニークな外部環境と共生し

自発的な遊びを誘発する園舎

新潟県十日町市という、日本有数の豪雪地帯にある認定こども園。

そのユニークな外部環境を生かすため、ぐるりとはりめぐらせたバルコニーをはじめ、季節に応じてそり遊びや草滑りなどができるスロープ、そして季節気候に関わらず、多様な外遊びを行うことができる広いピロティを設けている。
室内外に多様な遊びや学びを誘発させるための仕掛けをつくることで、遊びを通して子どもたちの自発性を育む。

開放的で明るいオープンスペース

室内外を横断する開放的なアトリエ

大雪の季節でも、外でそり遊びを楽しめる巨大スロープ

「まざる」コミュニティスペースを介して
人と人との多様な関係性を認め合える園舎

Nursery school

JPP Nursery

●福井県

2023 KIDS DESIGN AWARD

「まざる」コミュニティースペースを介して
人と人との多様な関係性を認め合える園舎

「多様性を認め合える園舎」というコンセプトのもと、保育園・放課後デイサービス・病後児保育の3つの用途が併設された、福井県敦賀市の企業主導型保育園。0-18歳までの子どもたちが通うJPP Nurseryは園内に様々な「まざる」居場所を設けることで障害のある子どもとない子どもが普段の生活を通して自然と関わり合える環境をつくっている。

障害を持っている子どもとそうでない子どもが絵本コーナーや土壁迷路を介して
一緒に集えるコミュニティスペース

子どもたちが年齢や障碍の枠を超えて集まる、まちの灯台をモチーフにしたデッキテラス

子どもたちが遊び方や居場所を自己選択できる、組合わせ自由な小屋型家具

公園のように気軽に立ち寄れる
地域子育てコミュニティの拠点

Nursery school

SMS Nursery

公園のように気軽に立ち寄れる
地域子育てコミュニティの拠点

栃木県佐野市の市内で唯一、病後児保育施設を設置した企業主導型保育園。
前面道路に大きく開いた位置に地域の中の公園のような、おしゃれなカフェのような、誰もが訪れやすい雰囲気の子育て支援スペースを設けた。地域の子育て世代が一人で抱え込んでしまいがちな小さな悩み事を人に話したり、気軽に相談できる環境をつくることで、安心して子育てしやすい地域社会を創出に寄与している。

公園のような地域の人々が気軽に利用できる子育て支援スペース

保育士や看護師にいつでも悩みを相談しやすい環境

安心して子どもを預けられるセキュリティ

カフェのように人々が集う
地域の子育て拠点

IRH child development support

●群馬県

2022 KIDS DESIGN AWARD
2022 GOOD DESIGN AWARD

カフェのように人々が集う

地域の子育て拠点

「児童発達支援」と「子育て支援」を併設した園舎。

児童発達支援施設の多くはプライバシーの観点から閉鎖的になりがちだが、両者の間を道路から園庭まで視線を通し入りやすい設えにすることで、カフェのように地域の人々が集う子育て拠点となっている。また発達支援に通う子どもたちに必要である子どもの気持ちに合わせたデンのような居場所を各所に設け、子どもたちの成長に合わせた環境をつくっている。

地域の人もカフェのように利用できる子育て支援室

大きい窓に囲まれた広々とした遊戯室

隠れ家のような絵本コーナー

子どもたちが自発的に遊びを創造する
豊かな自然環境を最大限生かした園舎

UB Kindergarten and Nursery

●山梨県

2022 KIDS DESIGN AWARD
2023 iF DESIGN AWARD

子どもたちが自発的に遊びを創造する

豊かな自然環境を最大限生かした園舎

山梨県富士吉田市に新設された定員117名の認定こども園。

1万㎡を超える広大な敷地とそこに広がる豊かな自然環境を最大限生かし、子どもたちがのびのびと生活できる場をつくった。園内はそんな魅力的な森を探検するようにデコボコや回遊性等の様々な仕掛けを設けることで子どもたちが自発的に遊びを創造できる環境となっている。

森とつながる開放的なダイニングルーム

自分の居場所を見つけ落ち着いて本を読める絵本コーナー

森に映える外観

高低差を活かした立体的な構成で
子どもたちの遊びが連続していく園舎

Nursery school

IK Nursery

●茨城県

2022 KIDS DESIGN AWARD

高低差を活かした立体的な構成で
子ども達の遊びが連続していく園舎

茨城県水戸市内の斜面地で建て替えをした保育園。
起伏に富んだ園庭には回遊性をもたせ、子ども達が自ら工夫しながら連続した遊びを生み出す。そうすることで自然と運動量が上がることを意図した。
さらに高低差を利用した半屋外空間にはロッククライミングやブランコ、うんてい、ハンモックを設置し、雨が降っていても身体を動かすことのできる空間とした。
変化のある園庭、立体的に動きのとれる園舎で、子ども達は体と心を育むことができる。

外観

半屋外空間

園庭

地形を活かし自然と一体になる小中一貫校

SLF Primary and Secondary School

●Shenzhen

地形を活かし自然と一体になる小中一貫校

中国深圳の公立小中学校の新築プロジェクト。

山の傾斜に沿って階段のような形にデザインし、

各教室の前に緑豊かなテラスを設けることで、

太陽の光がどのフロアにも入ります。

また、多様な学び場は子どもの興味を引きながら自主的な学びを促しています。

上の階と交流できる緑豊かな教室テラス

外の自然風景を眺める開放的なダイニング

多様な用途に使うことができる広い廊下

多様な教育に対応する
サスティナブルな学校施設

RK Primary School

●北海道

多様な教育に対応するサスティナブルな学校施設

銀行や寮などとして使われてきた歴史をもつ建物を小学校に

改修したプロジェクト。国連が掲げるSDGsの考え方を取り入れ、

「地域住民も利用しやすい教育施設」「明るく清潔なトイレ」

「自然エネルギーを積極的に使用」「既存建物や地域の間伐材を有効活用」

「建物の熱損失を減らす」を実現している。

また、様々な交流が生まれる場を各所に設け、

子どもたちが多くの刺激を受けながら成長できる環境となっている。

クラス同志でお互いの様子が見えるオープンな教室

プール跡を利用したベンチと本棚がある体育館

建物の歴史を伝える既存を活かしたインテリアの図書室

先生と生徒の距離が近くなるオープンな職員室

保育室を緩やかに区切り
狭いスペースを有効に

Nursery school

SDL Nursery

●中国広州

保育室を緩やかに区切り
狭いスペースを有効に

中国広州の都市部にある高層ビル内の保育園。背の低い間仕切りを幾度も折り曲げ緩やかに教室を区切ることで、小さな遊び場が生まれ、子どもたちは想像を膨らましながら遊びの世界に没頭できる環境が生まれている。

間仕切り

絵本コーナー

ダイニングルーム

日本の伝統家屋の良さを取り入れた
自然と共に生活する園舎

MS Kindergarten and Nursery

●群馬県

2021 KIDS DESIGN AWARD

日本の伝統家屋の良さを取り入れた

自然と共に生活する園舎

保育環境が子どもたちを管理する場所になってしまっていることを課題と捉え、縁側や中庭など、日本の古い家の良さを取り入れることで、風や光の変化を感じられる、ゆとりのある環境となっている。

エントランス

絵本コーナー

外観

お寺と園舎をつなぎ
コミュニケーションが生まれる園

Nursery school

RJ Nursery

●岡山県

お寺と園舎をつなぎ
コミュニケーションが生まれる園

お寺の敷地内にある保育園という特徴を活かし、参拝に来た地域の方々とコミュニケーションがとることのできる保育園。園児の活動エリアが交わるような配置計画として、園庭と参道が長い距離で隣接する事で、地域住民との挨拶やコミュニケーションが生まれている。

絵本コーナー

ダイニングルーム

園庭

園舎訪問_KIDS_SMILE_LABO_3

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ホンモノを⾒て触って
⾷べて学べる保育園

●KIDS SMILE LABO Nursery(神奈川県)

【PAGE1】本当にビルの中!?こだわりの園舎をご紹介!

【PAGE2】子どもの「やってみたい」を形に。保育のこだわりは?

【PAGE3】大人の「やってみたい」も形に。今後の目標は?

【PAGE2】

大人の「やってみたい」も形に。
今後の目標は?

「KIDS SMILE LABO」という名前は、子どもも大人も失敗したり壁にぶつかりながらも、子どもの笑顔と成長を願いながら、挑戦していく研究所という意味が込められているそう。大人の「やってみたい」を伺いました。

―子どもからだけでなく、保育士の方々からも色々な「やってみたい」という声があるとお話がありましたが、どんなことを考えていますか?

(森)電車に乗って、もっとダイナミックな自然で1日遊び込むという体験は、夏までの目標ですね。座間の谷戸山公園にも行きたいし、大山にも行きたい。日々相模川で遊んでいて、子どもたちも遊び方に慣れてきていると思うので、徐々にフィールドを広げていきたいです。

 

(松下)あと、今年1年目の園ですが、実は年長児が1名いて、その子のやりたいことを叶えてあげたいと思っています。手先が器用でじっくり細かい作業が好きな子なので、小学校で使う雑巾を自分で縫ってみたり、給食の器を作ってくれている陶芸家の方に協力いただいて、自分のお茶碗を作ったり。表現することの幅を広げてあげられたらと思っています。

―素敵ですね。KIDS SMILE LABOは外部への発信も積極的だと思うのですが、その辺りは今後どのように発展させていこうと思っていますか?

(松下)InstagramやYouTubeの更新はもちろん、もっとKIDS SMILE LABOの活動を知ってもらえたらと思っています。KIDS SMILE LABOでは、自然遊びだけでなく、アート活動もとてもダイナミックなんです。日々子どもたちが表現するものを展示する「アート展」や、年長児にカメラを持たせて子ども目線で撮影された写真を展示する「写真展」など、地域に方々も訪れることのできるイベントができたらと思っています。KIDS SMILE LABOの活動をもっと知ってもらい、子育て支援の場にもなることを願っています。

―お2人は色々とこれまで保育の世界で働いてこられたと思うのですが、今の日本の保育はどのように捉えていますか?

(森)ずっと保育の世界で働いてきて、保育士同士の関係性とか働く環境ってとても重要だと思っています。自分のやっていることを他の先生から否定されたり、ひどいことを言われたり…。結構保育園って先生同士の派閥があったりするんです。一緒に良い園を作っていく仲間なのに、傷つけあっている。「もっと子どもに向き合おうよ!」という気持ちになりますね。やっぱり、同じ気持ちで同じ想いで保育をする仲間がいるという環境が大切だと思います。子育て支援としてインスタライブをやっていた時も、そんな悩みをいただいたことがありました。悩んでいる保育士の方にアドバイスをする機会は、今後も作っていきたいと思います。

 

(松下)全般的なことを言えば、体験して感じて自ら学び取るという保育・教育がもっと浸透していってほしいと願っています。自由にやっていいよと言われて何をしていいか、何をしたらいいか分からない子が増えていて、卒園して社会に出て、自分で考えて行動したり生み出していける人間になっていって欲しい。だからこそ、色々な挑戦をして失敗をしながらも成功する喜びを味える色々な体験ができる環境と機会を整えていきたいと思っています。職員の数が足りないことが原因で、大人が指示を出して子どもにやらせる教育をせざるを得ない園もあると思います。それでも、制度的な課題を乗り越えて、子どもの将来に必要な力を育める環境が増えていくことを願っています。

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園舎訪問_KIDS_SMILE_LABO_2

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ホンモノを⾒て触って
⾷べて学べる保育園

●KIDS SMILE LABO Nursery(神奈川県)

【PAGE1】本当にビルの中!?こだわりの園舎をご紹介!

【PAGE2】子どもの「やってみたい」を形に。保育のこだわりは?

【PAGE3】大人の「やってみたい」も形に。今後の目標は?

【PAGE2】

子どもの「やってみたい」を形に。
保育のこだわりは?

保育園のFacebook(@kidssmilelabo)やInstagram(@kidssmilelabo)を見ると、毎日笑顔いっぱいの子どもたちの様子。
園長の松下さん、副園長の森さんに、保育のこだわりや日常の様子をインタビューしました。

―ようやく開園して1ヶ月が経ちましたが、今の保育の様子をどんな風に捉えていますか?

(松下)まだ園の土台を作っているところ。少しずつ大人も子どもも園内外の環境に慣れてきて、集団らしくなってきたところという感じです。


(森)日々の過ごし方も慣れてきて、皆一生懸命楽しんでやっているという感じですね。でも、逆に1ヶ月でここまでまとまっているのも、皆が同じ方向を向いて、同じ想いで保育をしているからだと思います。

―同じ想いというと?保育で大切にしていることは何ですか?

(森)僕自身も絶対譲れない部分ですが、やっぱり子どもの主体性を大切にしていきたい。ここで働く保育士も皆そこは共通して大切にしている部分だと思います。


(松下)子どもが主役であって、大人はサポーター。この保育観が皆一致していていますね。その上で
、保育士皆があれもこれもやってみよう!とモチベーションが高いからこそ、チームとして上手く機能していて、大人も楽しく保育ができている。だからこそ、子どもたちも「楽しい」って言ってくれるんだと思います。

―子どもたちからの「楽しい」という声は嬉しいですね!
保護者からも何か反応はありましたか?

(森)嬉しいですね。ある保護者が「息子が土日にラボ行きたいって言っていて、子どもがそういってくれるから安心して預けられる」と話をしてくれたことがあります。あとは、前の園ではご飯を食べなかったけど、ここに来て食べている様子を知って、「こんなに早く慣れるとは思わなかった」と言ってくれた保護者の方もいましたね。


(松下)2343 FOODLABO監修の美味しい給食とこの園内の環境、あとは毎日相模川で遊びこんでいることが、そういう言葉に表れているのかなと思います。

―SNSを見ていると、駅前の保育園なのに自然の中で子どもたちがいきいきと遊んでいる様子がありますね。どんな遊びをしているんですか?

(松下)自然の中で色々な体験をしながら育ってほしい、と強く思っています。駅前の保育園で園庭がないからといって、砂利の上に遊具が置かれているだけの変化のない公園に毎日行くのはつまらない。今は園バスがないので、園から歩いて行ける場所で、どこだったら面白い・楽しい保育ができるか、開園前に探して足を運んで、相模川に行きつきました。今は、天気の良い日はほとんど、相模川にお散歩しています。


(森)相模川はフィールドによっていろいろな表情があって、面白いですね。泥んこになれる水たまりができる場所だったり、野花が広がり虫のいる河原だったり、土手だったり、もちろん川に入ってみたり。遊具はないけれど、だからこそ、そこにあるもの全てが遊びの要素・道具になって、遊びは無限に生み出されています。


(松下)もう少し集団としてまとまってきたら、皆でお弁当を持って電車やバスに乗って、もっと大きな自然に出かけて、遊び込むという経験ができたらと思っています。
皆がバギーを使わなくても、相模川まで歩けるようになって、体力がついてきたら、大山にも登りたいと思っています。これは今年の1つの目標ですね。保育士の中で「あれもやりたい」「これもやりたい」とよく話がでていて、1つずつ実現していけたらと思っています。

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園舎訪問_KIDS_SMILE_LABO_1

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ホンモノを⾒て触って
⾷べて学べる保育園

●KIDS SMILE LABO Nursery(神奈川県)

全国540園の幼児施設設計に携わってきた日比野設計が2021年3月に満を持して作った保育園KIDS SMILE LABO。
園長の松下かおるさん、副園長の森誉さんに、保育園に込めた想いや子どもたちの日常の様子を取材してきました。

 

【PAGE1】本当にビルの中!?こだわりの園舎をご紹介!

【PAGE2】子どもの「やってみたい」を形に。保育のこだわりは?

【PAGE3】大人の「やってみたい」も形に。今後の目標は?

 

まずは、ビルの中なのに、緑豊かで段差やアトリエやライブラリーなど、様々な遊びの仕掛けのあるこだわりの園舎をご紹介します。

【PAGE1】

本当にビルの中!?
こだわりの園舎をご紹介!

園舎設計のコンセプトは、「⼩さな森の研究所―ビルの中に作る⼦どものたちの森」。厚木周辺の自然豊かな環境の要素を室内に取り込んでいます。


園長の松下さんに、9つのポイントを紹介していただきました。

1.自然に身体の使い方を学ぶ「山登りステップ」

(松下)あえて段差を園内の随所に設けることで、遊びの中で自然と体を動かすことができる環境となっています。乳児であっても、自分の足をよく見て、時には背面になって、本当にうまく登り降りしています。一番高いところにあるカウンターでランチを食べる子も、お皿やコップを持ちながら、そーっと段差を登り降りしていて、危なっかしいのですが声をかけながら見守るようにしています。園内にある沢山の段差は、開園前は少し不安な部分でしたが、この段差で怪我をした子は今のところいません。子どもたちを信じて見守ること、大人が危ないからと言って危険物を取り除きすぎないことが、子どもの成長にとって大切なことだと改めて感じています。

2.土と緑に触れることのできる「ビルの中の森」

(松下)保育園内の随所に多種多様な植物を植え、季節に応じて変化のある森のような環境が生まれています。バナナの木、コーヒーの木など、実のなる植物も植えられており、子どもたちの学びや遊びにつながっています。当初は、葉っぱを取ってしまう子もいるかと思っていたのですが、水やりや霧吹きなど、子どもたちも積極的にお手伝いをしてくれていて、大切に扱ってくれています。

3.食への興味を刺激する「森のダイニング」

(松下)子どもたちはここで自分で配膳を行います。給食は1つ上のフロアにある、地元の野菜を中心に健康的なデリを作る「2343 FOODLABO」が監修していて、とても美味しいです。器もホンモノにこだわっています。無垢の木材を使用した「KIDS DESIGN LABO」の机と椅子、波佐見焼のお皿や小鉢、ガラスのコップ、平塚の陶芸家の方にオリジナルで作っていただいているお茶碗など、そういったところからも「物を大切にする」ことが学んでもらえたらと思っています。

4.子ども同士の遊びが広がる「秘密の小道」

(松下)ここは子どもたちの世界が広がる遊びの場です。おもちゃのお皿や野菜なども置いてあるので、ごっこ遊びをして遊んでいます。日当たりもよく、ぽかぽかしているので、心地の良い空間です。横には、プランターがあり、子ども達が育てている野菜やハーブが植えられています。先日2343 FOODLABOの農家の方が種まきを教えに来てくれたのですが、子どもたちは毎日芽が成長していく様子をよく観察しています。

5.思いっきり表現を楽しめる「洞穴アトリエ」

(松下)低い黒板の壁で囲まれたアトリエスペースです。子どもたちは集中しながら、床の汚れを気にすることなく、思いっきり表現を楽しむことができます。上からは、アトリエ内を上から覗くことができ、他の活動をしている子もアート活動に興味をもつことができます。お散歩中に見つけた物や色々な廃材をディスプレイして、もっと子どもたちの創造意欲を刺激していける環境に整えていきたいと思っています。

6.探求心が刺激される「探検家ライブラリー」

(松下)アトリエ横の本棚には、水槽や子どもたちがお散歩で捕まえてきた虫を入れた虫かごも置いています。本棚には魚や虫の図鑑も並べられていて、自分で観察したり調べることができます。園にある絵本は、全てSNSで呼びかけて集まった寄付の絵本。ご家庭で大切にされてきた絵本を、またここでまた大切に使わせていただいてます。

7.電車や街の様子を眺める見晴らしライブラリー

(松下)森の頂上、段差の一番上に登れば、電車や街の様子を眺められるライブラリーカウンターがあります。絵本の読み聞かせの場所としてだけでなく、ランチを食べる場所、電車を眺める場所、駅へ向かうお母さんを見送る場所、心を落ち着かせる場所など、時間や状況に応じて色々な使われ方をしています。

8.遊びは無限大!不思議な「鏡の池」

(松下)反射する池をイメージして作られた空間です。中はトイレブースになっていて、鏡のおかげで保育室内にトイレがあっても圧迫感がありません。先日保育園のTシャツデザインをしてくれているグラフィックデザイナーの小熊千佳子さんが来園してくださり、鏡に絵を描いていただきました。子どもたちは、その絵に気づき、真似をして絵を描いて楽しんでいました。色々な特技を持っている方や専門家の方が来てくださって、子ども刺激を受けていると思います。

9.植物由来の100%天然アロマが香る保育室

(松下)天然アロマの機能を生かしたアロマ空間デザインを提供しているアットアロマ株式会社の協力のもと、保育室内に天然アロマのディフューザーを導入しています。樹木やフルーツやハーブなど、森にいるかのような香りで、子どもの五感を刺激します。今後、福井大学西本雅人研究室主導のもと、保育士のストレスや子どもの睡眠にアロマはどう影響するか、という研究も行う予定で、子ども環境研究の拠点としても発信していけたらと思っています。

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小さな森の研究所

Nursery school

KIDS SMILE LABO Nursery

●神奈川県

2021 KIDS DESIGN AWARD

2021 GOOD DESIGN AWARD

中國2021 International Design Media Award

小さな森の研究所

ビルの中にある、日比野設計の企業主導型保育園。
厚木に広がる森の要素を取り込み、森のステップ、洞窟アトリエ、見晴らしライブラリーカウンター、鏡の池、探検家ライブラリーなど、子どもの学びと遊びが無限に広がり、ビルの中と感じさせない変化に富んだ園舎となっている。

鏡の池

見晴らしライブラリーカウンター

森のステップ

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Visit

日 比 野 设 计 自 营 保 育 园
KIDS SMILE LABO
不 想 参 观 一 下 吗 ?

Visit Our Nursery KIDS SMILE LABO

●保育园KIDS SMILE LABO
―「小小森林研究所」

位于本厚木车站前办公大楼中的保育园
KIDS SMILE LABO。

以「小小森林研究所」为设计概念、
将厚木周边广阔的森林要素融入到园舍中,
培育孩子们丰富的感性和健康的身体。

 

洞窟美工室、森林儿童厨房、
冒险家图书角、
镜之池、森之小径、秘密小路、
眺望图书平台等、
能让孩子们不断探索创造新游戏的环境。

●参观方案

【A方案 园舍参观】
教育·行政相关人士: 1人3,300日元
设计事务所・施工公司・其他: 1人6,600日元

 

由KIDS SMILE LABO的职员
对园舍的理念和实际使用情况等进行说明介绍。

【B方案 园舍参观+园餐体验】
教育·行政相关人士: 1人4,400日元
设计事务所・施工公司・其他: 1人7,700日元

 

参观结束后、能够享用由餐厅2343 FOODLABO监制的
KIDS SMILE LABO的园餐方案。

【C方案 园舍参观+餐厅2343 FOODLABO午餐体验】
教育·行政相关人士: 1人6,050日元
设计事务所・施工公司・其他: 1人9,350日元

 

附带餐厅2343 FOODLABO的午餐套餐方案。
参观结束后、可以享受采用了当地应季新鲜蔬菜、
健康而又种类丰富的午餐 。

关于餐厅2343 FOODLABO点击
店铺信息点击

●参观时的注意事项

・园舍参观于上午10:30开始。
 请准时在厚木市旭町1-7-3 二楼集合。

 

・参观人数一次最少三位。多人数的场合,有分批进行介绍的情况产生,
 也有和其他团队一同参观,由工作人员统一介绍说明的情况,请悉知。

 

・请最迟在参观日两周前填写下列表格报名。

 

・请最迟在参观日一周前用信用卡完成支付。

 

・为便于安全管理,
 当天需要大家出示身份证明证件(护照等
 并由工作人员进行记录。

 

请大家注意参观时不要妨碍到孩子们正在进行的活动。

 

・填写完表格发送成功并收到工作人员回信,
 表明园舍参观预约成功。
 如若和保育园日程安排产生冲突,
 需要进一步进行调整。

 

・当天可以在园舍内进行拍摄,
 但请避免拍到小朋友的脸。

 

・当天会由工作人员再次传达参观注意事项,
 参观人员需要签署参观同意书。

若希望参观请填写以下表格进行报名咨询。
工作人员将在三个工作日内进行回复。

*团体名称 / Firm Name


*代表人姓名 / Name


*邮箱 / Email


*电话号码 / Phone Number(Home or Office)


*手机号码 / Phone Number(Mobile)


*住址 / Address


*希望参访日期 / Visiting Date

※可参访日期为周二~周五。

*参观方案 / Visiting Plan


*参访人数 / The Number of Visitors


*参访全员姓名 / Names of Visitors

※当天参观前需要对照身份证明证件,请务必填写参访全员姓名。


*参访目的 / Purpose of Visiting


留言 / Message



KSL_Visit

Visit

日 比 野 設 計 の 保 育 園
KIDS SMILE LABO
見 学 し ま せ ん か ?

Visit Our Nursery KIDS SMILE LABO

●保育園KIDS SMILE LABOとは
―「小さな森の研究所」

本厚木駅前にオフィスビルの中にある
保育園KIDS SMILE LABO。

「小さな森の研究所」をコンセプトに、
厚木周辺に広がる森の要素を園内に
取り込むことで、子どものたちの
豊かな感性と身体をを育んでいます。

 

洞窟アトリエ、森のキッズキッチン、
探検家ライブラリー、
鏡の池、森のステップ、秘密の小道、
見晴らしライブラリーなど、
子どもの遊びがひろがるような
環境となっています。

●見学プラン

【A】見学のみプラン

 

KIDS SMILE LABOのスタッフが
園のコンセプトや実際の使い方等を
説明しながら、ご案内いたします。

 

[見学費用]
教育関係者・行政関係者: 1人3,300円
設計事務所・施工会社・その他: 1人6,600円

【B】KSL給食体験付きプラン

 

見学後に、2343 FOODLABOが監修する
KIDS SMILE LABOの給食が食べられるプラン。

 

[見学費用]
教育関係者・行政関係者: 1人4,400円
設計事務所・施工会社・その他: 1人7.700円

【C】2343 FOODLABOランチ付きプラン

 

2343 FOODLABOのデリ・ドリンクセットが
付いたプラン。
見学後に、地元の新鮮な旬の野菜を中心に、
健康的で彩り豊かなデリランチを
お楽しみいただけます。

2343 FOODLABOについてはこちら
店舗の情報はこちら

 

[見学費用]
教育関係者・行政関係者: 1人6,050円
設計事務所・施工会社・その他: 1人9,350円

●見学に際しての注意事項

・見学は、10:30に開始いたします。
 厚木市旭町1-7-3 2Fにお越しください。

 

・人数が多い場合は、複数回に分けてご案内する
 場合もございます。

 

・見学日の2週間前までに下記フォームよりお問い合わせください。

 

・見学日の1週間前までの
 事前クレジットカード決済となります。

 

・セキュリティ管理のため、
 当日、見学者の皆様には
 身分証明書(運転免許証・健康保険証・
 パスポート・マイナンバーカード)を
 ご提示していただき、
 番号を控えさせていただきます。

 

・保育中の見学となります。
 子どもの活動の邪魔にならぬよう、
 ご配慮ください。

 

・こちらのフォームを入力後、
 担当者から返信をもって、
 見学のご予約確定となります。
 保育園の都合が合わなかった場合、
 再度調整させていただきます。

 

・当日、園舎内の写真を撮ることは
 問題ございませんが、
 子どもの顔が分かる写真撮影は
 ご遠慮ください。
 また、園で撮った写真をSNS等に
 投稿する場合、園に事前確認を行い、
 園が了承した場合のみ投稿いただけます。
 無断でSNSに投稿することは禁じます。

 

・当日、注意事項を改めて説明の上、
 見学者皆様に見学同意書を
 記入していただきます。

見学希望の方は下記フォームより、お問い合わせください。
営業日3日以内にお返事をいたします。

*団体名 / Firm Name


*代表者のお名前 / Name


*メールアドレス / Email


*電話番号 / Phone Number(Home or Office)


*携帯電話番号 / Phone Number(Mobile)


*住所 / Address


*見学希望日 / Visiting Date

※見学可能日は平日火~金曜となります。

*見学プラン / Visiting Plan


*見学人数 / The Number of Visitors


*見学者全員のお名前 / Names of Visitors

※当日は、身分証と照合させていただきますので、必ず見学される方全員の氏名を記入ください。


*見学目的 / Purpose of Visiting


メッセージ / Message



健康な体と豊かな心を育む
温室のような園舎

Nursery school

OM Nursery

●茨城県

2021 KIDS DESIGN AWARD

健康な体と豊かな心を育む

温室のような園舎

水田と山林に囲まれた場所に建てられた新築の保育園。
自然の中で駆け回る気持ちよさを体感しながら、温室のように温かく、心地いい空間を味わうことができ、健康で心豊かな子どもを育む環境となっています。

段差のある絵本コーナー

外から活動の様子が見られるエントランス

外観

木の温もりの中で豊かな感性を育む園舎

Nursery school

AKN Nursery

●東京都

木の温もりの中で豊かな感性を育む園舎

日本初の0~3歳までのモンテッソ―リ教育を学ぶための「研修施設」と「遊戯室棟」を兼ね備えた園舎。木に包まれた空間が子どもと大人の感性を刺激し、工夫して遊ぶ・学ぶという自主性が育まれる環境となっています。

地域の人との交流ができるエントランス

研修などにも利用できる広々とした遊戯室

外観

立山連峰に見守られ
冒険心と好奇心をくすぐる園舎

kodomoen

SH Kindergarten and Nursery

●富山県

中国 2021 IDEA-TOPS Award Finalist

イギリス 2021 WAN AWARDS 教育施設部門 銀賞

2021 KIDS DESIGN AWARD

立山連峰に見守られ
冒険心と好奇心をくすぐる園舎

「立山連峰に見守られ、冒険心と好奇心をくすぐる園舎」というコンセプトのもと、
富山県富山市に新築された定員125名のこども園。
街のシンボルとして地域の人々から親しまれてきた立山連峰。
その登山道が子どもたちの冒険心と好奇心をくすぐる環境であることから、
園内10か所のあなぐらを設け、子どもたちの好奇心を刺激し、
遊びの世界を広げます。

キッチンと園庭に接続するダイニングルーム

立山連峰の洞窟をイメージした絵本コーナー

丸く囲まれた空間で保護者ともゆっくりくつろげる絵本の池

豊かな感性を育む
木陰と繋がる園舎

FS Kindergarten and Nursery

●大分県

2021 KIDS DESIGN AWARD

豊かな感性を育む
木陰と繋がる園舎

既存園舎の園庭に改築された定員76名の大分県宇佐市のこども園。
既存の園舎にあった大きな木がつくっていた木かげが
子どもたちに豊かな遊びと交流をもたらしていたことから、
「木陰」をデザインコンセプトとし、子どもたちが
素材や環境から自然を感じて、豊かな感性が育まれる空間となっています。

調理の様子が見え、コミュニケーションがうまれるダイニングルーム

好奇心と創造意欲を刺激する開放的なアトリエスペース

外観

境内の中に新築された
地域を感じて五感を育む園

IZY Kindergarten and Nursery

●愛知県

2021 KIDS DESIGN AWARD 優秀賞(経済産業大臣賞)
第54回中部建築賞受賞

境内の中に新築された
地域を感じて五感を育む園

「見て、触って、感じて、地域を学び五感を育む園舎」というコンセプトのもと、
愛知県の阿久比町に新築されたこども園。
境内の景色を切り取る額縁のような開口部、陰影を作る連続した縦格子を取り入れ、
お寺と馴染むような外観となっていると同時に、子どもたちに愛着と親しみを感じさせます。

ダイニングと境内を繋げる広い縁側

お寺に馴染むようデザインされたあなぐらスペース

全開放できる心地の良いダイニングルーム

自由で主体的な学びを促す小中一貫校

KB Primary

and Secondary School

●長崎県

2019 GOOD DESIGN AWARD

2020 A+AWARDS

自由で主体的な学びを促す小中一貫校

既存公立中学校を私立小中一貫校へと再生させたプロジェクト。

規格化された家具は使わず、それぞれの教室の用途や特徴合わせて

家具をデザインし、子どもたちの自由で主体的な学びを促します。

開放的な茶室のあるエントランス

学びに合わせて机を動かすことのできるアクティブラーニング室

木の温かみが感じられる教室

大屋根の下の絵本の森

Nursery school

KNO Nursery

●長崎県

2020 WAN AWARD SHORTLIST

2020 KIDS DESIGN AWARD

2020 The Architecture MasterPrize

大屋根の下の絵本の森

0歳から2歳までが通う、木造平屋の園舎。 「食べ物」「生き物」「大地」「未来」など、テーマごとに分けられた8つもの絵本コーナーが子ども達の豊かな心を育む場所となっています。

生き物の絵本コーナー

食べ物の絵本コーナー

外観

子育て支援の拠点となる小規模保育所

Nursery school

Kids Ami

神奈川県

2020 KIDS DESIGN AWARD

子育て支援の拠点となる小規模保育所

Muronoki Kindergarten、Muronoki Satelliteと法人によって段階的に

こども園や学童保育施設等の地域の子育て環境が進められてきました。

外から子ども達の活動の様子を見ることができたり、

地域の人との交流の場を設けることで、

地域子育て支援を推進していく環境となっています。

階段

外から子ども達の活動の様子を見ることができる保育室

外観

自然環境の中で五感を育む

Interior

ibg school

●北京

自然環境の中で五感を育む

既存ビルを幼稚園にリノベーションした中国北京の園舎。内外に多様な樹木と植栽を用い、子ども達が自然と触れ合いながら五感を育む設計となっています。

様々な種類の木々が植えられた緑豊かな園庭

保育室

外とつながるダイニングテーブルのテラス

上下運動ができる平屋建て園舎

KFB Kindergarten and Nursery

●鹿児島県

2021 KIDS DESIGN AWARD

上下運動ができる平屋建て園舎

この地域の特徴であるシラス台地の要素を園舎に取り入れ、上下の動きが沢山生まれる園舎。 平屋建てであっても、子ども達の運動量が増加する設計となっています。

全開放することのできるホール

遊び心のある絵本コーナー

テラスとキッチンと接続するテーブル

中庭のプール

地域に見守られる都市型保育園

Nursery school

MZ Nursery

●東京都

2019 KIDS DESIGN AWARD

地域に見守られる都市型保育園

閉鎖的になりがちな都市型の保育園という課題に対し、あえて園庭やアトリエを外に開くことで、地域の人から見守られて子どもたちが育つ園舎です。

1階と繋がるネット遊具

外に開かれたアトリエ

2階の図書コーナー

変化に富んだ環境が創造力を育む園舎

MRN Kindergarten and Nursery

●宮崎県

中国 2020 International Design Media award

変化に富んだ環境が創造力を育む園舎

人工的な遊具は置かず、

既存の大きな樹木の周りに

ビオトープや築山を設け、

自然がもたらす様々な変化が、

子どもたちの遊びの創造意欲を刺激します。

風と光の感じられる心地の良いダイニング

季節に応じて様々な遊び方が生まれる遊び場

既存の樹木を活かした園庭と園舎外観

出産時から親子をサポートする産婦人科の企業主導型保育所

Nursery school

IO Nursery

●東京都

2019 キッズデザイン賞

出産時から親子をサポートする

産婦人科の企業主導型保育所

産婦人科病院が、生命の誕生から成長までを見守る

企業主導型保育所を実現。

病後児保育スペースやコワーキングスペースなど、

親子ともに安心できる環境となっています。

子どもとつながるコワーキングスペース

2階から屋上までをつなぐネット遊具

病院と連携した病児保育スペース

段差を使って創造的な遊びが生まれる園舎

EZ Kindergarten and Nursery

●福井県

段差を使って創造的な遊びが生まれる園舎

自由に上り下りできないよう

閉されてしまいがちな段階をあえて開放し、

ゆとりのある段階広場とすることで、

乳児と幼児の交流が生まれると同時に、

段差を使った創造的な遊びが生まれます。

地元の特色を取り入れた外観

キッチンと接続するダイニングルーム

遊びを通して運動ができる屋内スペース

遊びを通して健康な体を育む園舎

Kindergarten

KO Kindergarten

●愛媛県

2019 キッズデザイン賞

中国 2020 IDEA-TOPS Award finalist

遊びを通して健康な体を育む園舎

園内14カ所に作られた遊び場には、

「のぼる」「およぐ」「飛ぶ」などの

幼児期に身につく36の基本動作すべてが取り入れられ、

遊びを通して子どもたちの体力向上を促します。

ホールを囲んで周遊することができる廊下

デンや2階とのつながりのあるエントランス

遊び場になるトイレスペース

自由で主体的な学びを促す小中一貫校

Nursery school

KB Primary

and Secondary School

●長崎県

自由で主体的な学びを促す小中一貫校

既存公立中学校を私立小中一貫校へと再生させたプロジェクト。

規格化された家具は使わず、それぞれの教室の用途や特徴合わせて

家具をデザインし、子どもたちの自由で主体的な学びを促します。

開放的な茶室のあるエントランス

学びに合わせて机を動かすことのできるアクティブラーニング室

木の温かみが感じられる教室

学童と保育園が隣接した新しい子どもの施設

Nursery school

GSA International School+Wisdom Academy

●東京都

学童と保育園が隣接した新しい子どもの施設

新開発地区内に英語保育を特徴とした

企業主導型保育所と学童・習い事施設が連携した

新しい子どもの施設がオープンしました。

隣り合う二つの施設を緩やかに接続することで、

人と人との新たなつながりを生み、

安心して子育てができる環境となっています。

保育園のダイニングスペース

段差を生かした保育スペース

保育園に隣接した学童施設のラウンジスペース

自然を感じ感受性を育む園舎

Nursery school

YM Nursery

●鳥取

中国 2018 The IAI Best Humanistic Care Award

中国 2018 China Good Design Award

2019 A’Design Award

2019 KIDS DESIGN AWARD

イギリス2019 World Architecture Festival finalist

2019 Good Design Award

中国2020 Goldreed Industrial Design Award

自然を感じ感受性を育む園舎

周囲の豊かな自然を

取り込んだ鳥取の保育園。

素材がもつ様々な質感と触感が

子ども達の感覚を刺激し感受性を育てます。

外観

明るく楽しいトイレ

水遊びなど様々な遊びが生まれる屋外空間

路地遊びのように、発見や遊びを誘発する

Nursery school

CLC Beijing

●北京

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

路地遊びのように、発見や遊びを誘発する

各モジュールで大小、内外のスペースをつくり、

北京市旧市街のような小さな街をつくる。

高層集合住宅が建ち並ぶ開発敷地内にある会員制子育て支援施設

子どもだけでなくその両親や地域住民も参加できるコミュニティ機能を持ち、

各モジュールが日常のアクティビティや様々な教育プログラムに沿って柔軟に機能する。

ホール

エントランス

住宅を改修して小さな基地に

Muronokids Satellite

collaborated with: interior design farm

●神奈川県

第12回キッズデザイン賞

米国A+AWARD2018ファイナリスト(優秀賞)

住宅を改修して小さな基地に

店舗付き住宅を「小さな基地」へリノベーション。

向かいに建つこども園に付随する施設として計画。

子ども達にとってこども園とは少し違う、

サテライト、基地のような特別な場所になりました。

建物正面より望む

クラスルーム

クラスルーム

子どもと街を紡ぐ園舎

Kinari Kindergarten and Nursery

●静岡県

2019 A’Design Award

子どもと街を紡ぐ園舎

遠州織物をモチーフに

保育環境と地域の関係を紡ぐこども園。

地域の特性を建物の形・色・素材に取り入れることで、

子どもに地域のことを伝えるとともに、

地元の方々との良い関係性も生まれます。

異なるフロアでも視線が行き交う窓

起伏のある園庭

保育の様子が外に発信されるアトリエ

余白が生む自発的な遊び

Nursery school

SMW Nursery

●神奈川県

 第12回キッズデザイン賞

第4回ウッドデザイン賞

中国 2018 The IAI Award

余白が生む自発的な遊び

大小さまざまな庭のある

木造平屋の保育園。

あえて余白や先の見えない空間は

自発的な遊びを生み、

子どもたちの創造性や探求心を育みます。

園庭

園庭から見たダイニングルーム

風と光の入るダイニングルーム

人・自然・アートが行き交う園舎

Nursery school

LKC Nursery

●東京都

 第12回キッズデザイン賞

人・自然・アートが行き交う園舎

東京の河川敷に建つ園舎。

併設されたギャラリーとアーティストの作業場としてのアトリエは、

子どもたちの感性を育くむだけでなく、

多世代の交流が生まれます。

街に開かれたエントランスホール

アトリエ

アートギャラリー

一日中自然を感じられる園舎

Nursery school

HN Nursery

●神奈川県

第12回キッズデザイン賞

第4回ウッドデザイン賞

中国 2018 The IAI Special Jury Award

一日中自然を感じられる園舎

一日中「自然」に触れ、刺激を感じて遊べる、

森に傘をかけたような園舎。

一日中どこにいても自然が感じられるよう

保育室内には大きなガジュマルの木があり、成長や季節の変化が感じられます。

外観

5メートルの高低差を活かした園庭

室内でも自然を感じられる保育室

街に映し出されるコーナー空間

Nursery school

MN Nursery

●神奈川県

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

街に映し出されるコーナー空間

企業主導型の保育園の内装プロジェクト。

街路に沿って一枚の連続した背の低い壁を幾度も折り曲げることによって、

様々な遊びが生まれるコーナー空間ができました。

送迎時に保護者の集うテラス

街路に面したコーナー

保育室

子育てを総合的にサポート

Nursery school

MMK Nursery

●東京都

子育てを総合的にサポート

日本初・総合的子育て支援施設。

認可保育園に加え、障がい児保育、病児・病後児保育、

そして小児科の機能をひとつの建物に。

エントランスでは、それぞれの施設を利用する親子が交流できます。

保育室

小児科

子どもの感覚を刺激する空間

Nursery school

発達支援Kiitos羽村

●東京都

子どもの感覚を刺激する空間

発達に障がいをもつ子どもが通う

児童発達支援事業所。

「視・聴・嗅・触・味」だけでなく、

「バランス」の感覚を刺激し、

建物全体で感覚を整える遊びを促します。

外観

感覚を刺激する遊具

保育室

園舎訪問_ds-nursery-その2

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

庭を、室内のすべてを風が吹き抜ける

風車のような園舎

DS Nursery

Ibaraki

大洋と自然と、

みんなと友達になれる園舎ができました。― 中山照仁 先生の思い

2014年に完成したこの新園舎は、近隣にあった旧園舎が築25年を超えて老朽化してきたこと、また、子どもの数が増えてきたことなどから、移転・新築したものです。
元々木造の園舎に興味があったところ、「幼児の城」とシェルター社で行っている木造園舎セミナーに参加して感銘を受け、一方では設計料などの資金面についても細かく説明をいただいて、「幼児の城」への依頼を決めました。
設計過程は、私がコンセプトをある程度お伝えして、幾度かのやりとりの後に基本方針が決定し、細かな部分では私と主任保育士、栄養士などでチームをつくり、形にしていきました。だから皆でつくった園だという意識がとても強いですね。チーム内では、園長だの主任だのといった垣根はなく、皆が言いたいことを言えましたから、設計のご担当者がかえって大変だったかもしれませんが(笑)。
この辺りは太平洋と海に挟まれた独特の地形で、非常に風の強い地域です。そこで、建物を4つのブロックに分けて廊下でつなぎ、それぞれのブロックをかざぐるまの羽根に見立てたようなプランをご提案いただきました。かざぐるまが風を受けてぐるぐる回るように、建物の中を“風の子”である子どもたちが風と一体になって元気に走り回る、そんなイメージです。

旧園舎は2階建てでしたが、新しい園では、広々とした木造の平屋建てを選択しました。木の温かみを感じてほしいのはもちろん、実は2階建て以上の建物は、保育士たちにとって身体的な負担もあるんですよね。大きな問題にはならなくとも、腰痛が持病という保育士さんは少なくはないんです。スタッフにとっても働きやすい園であってほしいですから。
 私たちの園の保育の理念は「太陽と自然とみんなと友だちになろう」というもの。この園舎は、まず、天井からの採光で一日中自然光を感じられます。最初のうちは、あまりに明るいので「あれ? 照明がついてるのかな?」と思ったくらい(笑)。それから、緑がいっぱいの中庭で自然を身近に感じられる園でもあります。柱や梁など、木を見せるようなつくりですから、常に自然の一部を目にすることができる。そうやって太陽や自然と近づくことで、子どもたちはそれぞれに豊かな心を育み、友だち同士お互いに仲よく遊ぶことができるようになる、そう考えているんです。“風の子”そのもののように元気に走り回る子どもを見ているのはとてもうれしい。
 新しい園舎になってから、ご家族から「月曜日に園に行くのをいやがらなくなった、楽しみにしてくれる」っていう声をいただきました。どんなに理想的な保育をしていても、どうしても「園に行きたくない」という気持ちになることはある。そういうところで園舎が助けてくれているのかもしれないなと、実感しているところです。

「自然と出てくる子どもたちの笑顔が何よりうれしい」と中山照仁理事長/園長。

DS Nursery

定員:130名
構造:木造
階数:地上1階建

もっと詳しく知りたい方は書籍で!

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園舎訪問_ds-nursery-その1

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

庭を、室内のすべてを風が吹き抜ける

風車のような園舎

DS Nursery

Ibaraki

犬吠埼にもほど近い、関東の東端。
日本有数の風力発電量を誇るエリアに建つ園舎は、

一年を通して吹く風を効果的に利用した園舎です。

茨城県の東南の端、太平洋へ突き出した場所にある神栖市。国内最大級の洋上発電が建設されるなど、一年を通して風の強いエリアです。周辺に田畑が広がる敷地に建つ〈土合舎利保育園〉では、この風を効果的に利用したプランを考えました。廊下はぐるりと一周して全体がつながるロの字型として、この周囲に保育室や遊戯室などの各部屋を配置。風を受けて回るかざぐるまのようなイメージです。さらに各部屋や廊下には、内外へとつながるように大きな窓を設けたほか、ハイサイドライトによって自然光を取り入れるつくりとしました。ふんだんに入ってくる自然の風と光が、エアコンなどの機械に頼らない、居心地のよい環境をつくり出しています。建物は、横に長い木造の平屋建て。建物の外周に低く深い庇が設けてあり、ここが保育室の延長線上にある半屋外のスペースとしても使われています。さらに、屋内のどこにいても見える中庭にも気を配りました。春夏秋冬どの季節にも実や花をつけた木があるような植栽計画としたうえで、デッキや踏み石、ベンチなど子どもたちの遊びのきっかけとなるような仕掛けをさまざまに用意しています。風と光、移り変わる四季とを楽しめる園舎です。

廊下から数段上がった場所のダイニングルーム。デッキテラスを通じて庭につながっている。室内と屋外のはざまのような空間。

ダイニングルームからは中庭へ向けて深い庇とデッキが張り出し、自然と一体となる環境で食事ができる。

大きさの違う窓を通じて、廊下から中庭へとアクセスできる。小さな段差や飛び出し部分も子どもたちの動きのきっかけになる

こちらは段差を設けて座れるようにした絵本ルーム。落ち着いた雰囲気で読書に没頭する子どもたち。

園舎訪問_am-and-d1-その3

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

AM Kindergarten and Nursery + D1 Kindergarten and Nursery

園舎建て替えを決断した
若き園長の対談

(左)両園の設計担当をした幼児の城スタッフ鈴木(中)伊藤先生(右)輿水先生

――まずはお二人それぞれの園の背景から教えていただきましょうか。

 

伊藤大介(以下; I) 僕のところは、1956年に祖父が学園を設立し、祖母、父、僕と代替わりしてきました。現在、こども園3園、幼稚園と保育園を各1園運営していて、父が法人の理事長。僕はそのうちひとつの園の園長です。〈第一幼稚園〉自体は1973年に2代目が鉄筋コンクリート2階建てで完成して以来、40年以上を経ての新築でした。
輿水基(以下; K) うちの園は、本来は教会が建てた園ですので、牧師としてここへ来た方が園長を兼任するのが慣例でした。その3人目が僕の父。僕は2015年の春に就任した4人目の園長ということになりますが、僕自身は、教会も園も、二足のわらじが履けるほど甘い世界ではないという気持ちが強く、園に専念しています。

 

――このタイミングでの建て替えにはどんな理由があったのですか? 

 

(I) 旧園舎の老朽化もありますが、教育のありようを自分たちで考えていくときに、建物の方がそれを許容しないというのがきっかけになりました。また、この挑戦を世に問うことで、この園を含めた世界中の子どもの環境自体がよりよくなっていくといいなという気持ちがありました。
(K) うちは正直なところ、安心こども基金を利用できたのが大きかったですね。幼稚園だけで運営していたときには、存続すら危ういような状況でしたから。なんであれ(旧園舎)を使い倒すのかなって思っていたんです。
鈴木渉太(以下; S) お二人とも方向性は違うものの、園舎に対するビジョンがしっかりとあるのが、何よりありがたかったですね。

――「幼児の城」との定例会議はどうでしたか?  

 

(K) うちは僕と、理事長である父もいて、それぞれに求めるものや信念が違ったりするから定例が毎回夜遅くまで続く。晩ごはんを食べながらになるのが通例でした(笑)
(I) 難題もありましたが、夢やアイデアを話していると時間があっという間でした。尊敬し信頼し合うパートナーといった関係ですね。全員がプロとして、共通の明確な目標に向かって総力でつくりあげたという思いです。  

 

――お二人とも、いわば“家業”である園を継がれたわけです。それまでの歴史を背負って、新しく園をつくっていくことの難しさは感じますか?  

 

(K) 園舎の新築を機に、園長が父から僕に代わり、父は理事長になったんです。これまでも現場では僕が頭でしたから、本人同士では大したことと考えていなかったのですが、いざ本当に交替するとなると、やはり大きなことなんですよね。父にどのように関わってもらうか、自分はどんな立ち位置でいればいいのか、まだジレンマを抱えているというのは否めないです。
(I) 僕が園長を務めている園の先代園長は、58年間勤務してきた祖母でした。それを継ぐのだから、周囲も僕も不安になるのは当然だと思います。でも、祖父にも祖母にも父にも自分にも、いいところがあって、自分なりにはできることもあるのではないかと思ってます。園長は代替わりしましたが、僕にとっては最高の相談相手。本当に恵まれていると思います。「この先生のこういうところがすごい!」と見つけ合って、それぞれのいいところを発揮して、助け合い、全員で成長していけるといいのかなと思っています。
(K) 僕は幼児施設が家業だと思ったことはないのですけど、父が理想としていることは昔も今も変わっていませんから、やっぱり僕も、そういうような思いの上には立っているはず。だから、新しい園舎ができたことで、それをより具体的な実践の方向に持っていければという思いはあります。  

――園舎への希望はどんなものだったのでしょうか?

  
 (S) 僕らは普段から、建築というハードは、園の思想つまりソフトと連携しなくてはならないと言っているのですが、この2園はそれがとても顕著に出たと思います。それぞれにかなり特徴的ですが、お二人の園ではごく当然の帰結だった。思想の部分がないと、おそらくは単に教室が必要な数だけ並んでいるような建築になるんです。
(K) 鈴木さんと話を重ねていくなかで見えてきたことも多かったんです。うちは階段の脇に滑り台があったり、0・1・2歳の保育室が階段の上にあったり、死角も多かったり……と、とことん使いにくいように見えるかもしれない。でも、大人が意味を理解して危険ならばケアしたり、不都合があっても少しだけ我慢したり、あるいは逆にそれを利用したりすれば、こんなに子どもにとって楽しい場所になるんだというのが想像できたんですよね。
(I) うちは生活を始めてから決めていく園舎を目指したんです。今はオープンスクールに近い形で使いたいように見えるでしょうが、型にはめるのではなく、別にクローズでもかまわない。みんなの夢や創造力やどんな未来をも受け入れてくれるような園舎にしたかった。建物の完成が園の完成ではなく、生活する人たちが考え、つくるものだから。教育を実践検証するなかで必要なことがあればそれを許容してくれる建物がよかった。だから、5年後、10年後にどんな進化をしているのか楽しみで仕方ありません。
(K) それは僕も思います。園長になり、園舎を使い始めて、見えてきたことや、やりたいことがどんどん出てきた。上手く運営すれば保護者や地域の方にとっても交流の場になるだろうというのもそのひとつ。力を試されているようでもあるけれど、楽しみです。

AM Kindergarten and Nursery

定員:90名
構造:鉄骨造
階数:地上2階建

D1 Kindergarten and Nursery

定員:310名
構造:鉄骨造
階数:地上2階建

もっと詳しく知りたい方は書籍で!

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園舎訪問_am-and-d1-その2

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

AM Kindergarten and Nursery + D1 Kindergarten and Nursery

幼児教育をさらに発展させていくため、新世代がリーダーとして考えていくこと。

今度は鹿児島の園舎を見ていきます

舳先に十字架を立てた船を思わせる特徴的な外観。この大屋根の下にダイニングルームがある。

中間階の下に生まれたピロティ部分に、地形や雲梯を据えつけ、変化に富んだ遊び場とした。

階段に併設された滑り台。園内にはワクワクする仕掛けがたくさん。

階段下などを利用したアナグラのようなスペースが子どもたちの遊び場として使われている。

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園舎訪問_am-and-d1-その1

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

幼児教育をさらに発展させていくため、

新世代のリーダーが考えていくこと

AM Kindergarten and Nursery + D1 Kindergarten

Kagoshima + Kumamoto

共に親世代から園の運営を引き継ぎ、2015年に園舎を新築した熊本県〈D1 Kindergarten and Nursery〉の伊藤大介先生と鹿児島県〈AM Kindergarten and Nursery〉の輿水基先生。お互いの園を訪問し、若い世代ならではの決意や悩みを語り合いました。まずは熊本の園舎から見てみます。

吹き抜けになったピロティは子どもたちの遊び場。屋根も開閉できるが、雨が降るとできる水たまりでの水遊びも楽しい。。

お昼ごはんの時間。外周をガラスサッシで囲んでおり、フルオープンに。半屋外のような心地よさのほか、換気の面でも効率的。

バルコニーは大人がゆったりとすれ違える幅。これが建物の外周をぐるりと巡っている。

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園舎訪問_HK-Kindergarten-and-Nursery-その3

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

HK Kindergarten and Nursery

” It is children who need experience of genuine things “

子どものための場所こそ、本物であることが大切だと思います。

「明るい! ちょっと固定観念をひっくり返すような空間ね」そう言ってスザンヌさんが立ち止まったのは2階にある子どもたちのトイレ。建物の南西側、太陽の降り注ぐテラスにむけて大きな窓のあるトイレは、自然の光も風も入ってくる気持ちのいい空間です。従来北側に置かれることの多かったトイレを、積極的に南側の自然光の入る場所に配置するのは、「幼児の城」が多くの園で提案してきたこと。明るく開放的な空間とすることで子どもたちが行くのが楽しい場所になるのはもとより、紫外線による滅菌作用も期待されるのです。

さらにスザンヌさんが、階段脇につくられた小部屋へと入っていきます。ロフト形式で隠れ家のようなここは子どもたちの遊び場。床の一部がガラス張りになっていて下を通る人が見えたり、カウンターがついていてお店屋さんごっこができたり、遊び心いっぱいの空間です。こういった子どもサイズの空間は、運用者側の立場だけから見れば死角かもしれません。でも子どもたちが自由に遊びを発明したり、少し身を隠して落ち着いた時間を過ごせたりするこういった場は、幼児施設を豊かにしてくれるのではないでしょうか。「幼児の城」が手がける園舎の多くで、階段下などのちょっとしたスペースを利用して、こういった遊び場を設けているのはそんな理由からです。

「子どもたちの顔が本当に生き生きとしていて幸せそう。かつ、自立心があると感じます。日本の幼児教育のレベルの高さ、それを建築が助けていることを実感しますね」

スザンヌさんがオーナーを務める園があるオランダやドイツでも、少子化が進む社会状況は日本と同じ。幼児施設をめぐる状況に疑問を持ったことから、園を始めたのだといいます。

「子どもを寝かせるときに、ケージつきのベッドに入れることが法律で決まっていたりするんです。鳥かごみたいでとても我慢ができなかった」

子どもたちにさまざまな経験をしてほしいという思いから、スザンヌさんの園には、大人用さながらのシアタールームやP Cルーム、レストランなどが設けられているといいます。

「最近ではテイクアウトできるデリをつけて、お迎えに来た保護者の方がおかずを買っていけるようにもしています。働きながら子育てする人々の大変さはヨーロッパも同じ。単なる幼児施設だけに留まらない、子育てが楽しくなるような場所だといいですよね」

さてスザンヌさん、初めて見た日本の幼児施設はどうですか?

「セキュリティの問題、建築の安全面の問題など、特に先進国ならば、幼児施設はどこも似通った課題を抱えていると思います。私は多くの国で幼児施設を見てきましたが、ここを見て、日本の幼児施設はソフトとハードの両面で群を抜いているなと感じました。

HZ Kindergarten and Nursery

定員:120名
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上2階建

もっと詳しく知りたい方は書籍より!

園舎訪問_HK-Kindergarten-and-Nursery-その2

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

HK Kindergarten and Nursery

「せーの、こんにちはー!」

きらきらした目をした子どもたちの、とびきり元気な声が響きます。青々とした芝生の広がる園庭に面したスタジオ。園の見学に訪れるオランダからのお客様、スザンヌ・ヴァン・ラヴェンスウェイさんに出会うのを、子どもたちはしばらく前から心待ちにしていたのだそう。エントランス脇の靴箱を囲む黒板壁に描かれた「ようこそスザンヌ!」の文字などからは、スタッフぐるみの歓迎ムードも伝わってきます。

園に一歩足を踏み入れるなり、「とても和やかで、家庭的な雰囲気ね」とスザンヌさん。日本の幼児施設を見るのはこれが初めて。物怖じせずになついてくる子どもたちの様子に、自然と笑みがこぼれます。

スザンヌさんは、オランダ・アムステルダムを拠点に、オランダで8園の幼児施設を運営するオーナー。そのうちの1園である〈ヴィラ・ヴォンデル託児所〉を、海外視察に出かけた「幼児の城」のメンバーが訪れたのが縁となり、現在、オランダでの新たなプロジェクトの設計を「幼児の城」に依頼しているのです。今回の旅は、「幼児の城」で手がける幼児施設の世界観を知ってもらうためのもの。「幼児の城」が子どものための建物や空間で目指すのはどんなものなのかを共有するために、設計のご依頼を受ける際には、ほとんどすべてのオーナーにお願いしていることでもあります。

「ご用意ができました。どうぞ!」

アトリエで夢中になって創作する子どもたち

スタジオとは廊下を挟んで向き合うかたちに配置された、ガラス張りの職員室から興味深そうに辺りを見ていたスザンヌさんのところへ、子どもたちのかわいいお迎えがやってきました。歓迎の気持ちを現すために、年長のクラスの子どもたちがダンスを練習してくれたのだそう。スザンヌさんがスタジオの真ん中に座ったところで音楽がかかると、ドドドドドと子どもたちが走り込んできて、ダンスを2曲披露してくれました。

「元気いっぱいね! この広々とした空間でも足りないくらいに見える」

全力の歓迎を受けて、どんどん表情がほぐれていくスザンヌさん。では一緒に園を一周してみましょうか。1階は、園庭側から順に、目一杯に体を動かせるスタジオ、絵画や工作などの創作活動を行うアトリエ、中庭、ダイニングルーム、テラスまでが、段差なくつながっていくつくり。最長で80 mに及ぶ大空間が確保されています。ここから階段を上がった2階が、保育室や絵本コーナーなどからなる、よりプライベートな空間。各部屋の扉は完全に開放できて廊下へとつながるため、ここでも空間の一体感が損なわれることはありません。

幼児施設では敬遠されがちな石も使っており足に心地いい。

2階の廊下の突き当たりは、園庭側へと張り出したバルコニーになっている。“花ブロック”とも呼ばれる穴の空いたコンクリートブロックは、沖縄に固有の建材。台風の飛来物などから建物を守り、かつ強すぎる日差しを弱めてくれるが、外の様子はよく見える。廊下からひとつながりになった半屋外の空間。

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園舎訪問_HK Kindergarten-and-Nursery-その1

Visit

笑顔がいっぱいの園舎づくり

海外の目に映る日本の園の建築と教育

それぞれの力

HK Kindergarten and Nursery

Okinawa,Miyako-jima

南国の地、宮古島の気候風土に呼応する建物のなかで、はつらつとした子どもたちと職員が過ごす〈HK Kindergarten and Nursery〉をオランダの幼稚園施設オーナーが訪ねました。海外の目が見出した日本の園の魅力とは?

広々としたスタジオでスザンヌさんの「歓迎会」のために練習していたダンスを披露する子どもたち。

新城久恵園長とスザンヌさん。2階から園庭へ直接つながる外階段で。

エントランス入り口の家型の入り口は靴箱。黒板壁で覆われている。

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子どもの感性を育むファーム

Nursery school

SJ Nursery

●東京都

第11回キッズデザイン賞

子どもの感性を育むファーム

緑を育てるように子どもを育む。

見て、触って、嗅いで、味わって、聴いて、

「ファーム」をコンセプトに子どもの五感に働きかけます。

中庭

ダイニング

エントランスから園庭を望む

子どものための小さなOuchi

Interior

Ouchi

佐賀県

子どものための小さなOuchi

園舎の中に、小さなOuchiをつくりました。

大人になりきって、本物の素材に触れる場所。

ごっこ遊びの世界が広がります。

ダイニング

キッチン

薪ストーブ

タテ・ヨコの変化が人と人を結ぶ園舎

Nursery school

ATM Nursery

●大阪府

第9回豊中市都市デザイン賞

第11回キッズデザイン賞

2017グッドデザイン賞

2018 日本建築学会 作品選集入選

米国 2018 The Architecture MasterPrize

中国 2018 The International Design Media Award

タテ・ヨコの変化が人と人を結ぶ園舎

人・地域のつながりを生む

タテ・ヨコの変化に富んだ園舎。

原風景である団地をコンセプトに

個性あるバルコニーが人や地域の交流を生み出します。

ネット遊具

中庭

アナグラ

狭隘な敷地でも運動量が増える園舎

kodomoen

KM Kindergarten and Nursery

●大阪府

 第11回キッズデザイン賞

2017グッドデザイン賞

中国 2017 China Good Design Award

2017 米国A+AWARD

 

メディア掲載

・inhabitat (アメリカ)

・Architizer (アメリカ)

・AECCafe (アメリカ)

狭隘な敷地でも運動量が増える園舎

狭隘な敷地の中でも日常生活の中で運動量が増えるように、

園舎を立体的にデザインし、回遊性を持たせました。

中庭と屋上庭園

ダイニング

アトリエ

夢や創造力を育むファクトリー

Nursery school

NFB Nursery

●奈良県

第11回キッズデザイン賞

米国 2017 The A+Awards Kindergarten ファイナリスト(優秀賞)

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・ArchDaily (アメリカ)

・AECCafe (アメリカ)

夢や創造力を育むファクトリー

工業地帯の一角に建った

インダストリアルな園舎。

工業地帯という環境にデザインを合わせ、

工場の「ものづくり」をヒントに発想力や創造力を促す園舎です。

園庭

Corridor

Works_visit

Visit

全国の笑顔いっぱいの
保育園・幼稚園を
お届けします

日本全国の気になる保育園・幼稚園・こども園を
日比野設計の広報の早川がインタビュー。
保育の考え方、保育環境のこと等、様々な視点で書いた取材レポートを公開しています。

神奈川県
日比野設計が設計・運営する保育園
保育の考え方と今後の展望


KIDS SMILE LABO Nursery
鹿児島県+熊本県
幼児教育をさらに発展させていくため
新世代のリーダーが考えること


AM Kindergarten and Nursery
D1 Kindergarten and Nursery

沖縄県
海外の目に映る日本の園と
建築と教育、それぞれの力

HZ Kindergarten and Nursery

Works_details

園舎の空間

子ども、先生、利用者を優しく包み込むさまざまなスペース。
園舎の個性に合わせ、素材の種類から空間構成を提案します。

ホール&プレイルーム
Hall&Playroom

広々と快適なホールは
多目的に使うことができます

Library Corner
図書スペース
Library Corner

子どもたちが
すすんで本を読む空間に
Toilet
トイレ
Toilet

ドライシステムのトイレは
明るく楽しくデザイン
Dining
ダイニング
Dining

食事を楽しみながら
食育を実践する場づくり

Den&Hidingspace
あなぐら&隠れ家
Den&
Hiding Space


デン(あなぐら)は
子どもたちに大人気

園舎訪問_小迎保育園 その1

Visit

愛される園舎のつくりかた

社会福祉法人 栄昭福祉会

小迎保育園

長崎県西海市

あたたかな木で

子どもたちを包み込む

海の見える巣箱

 長崎県の複雑な地形に囲まれた穏やかな海、大村湾の西側の高台に建つ〈小迎保育園〉。旧園舎から徒歩数分の、元は畑だった土地を取得しての新築です。「この眺めや周囲の環境とつながるプランニングと、手触りのいい木造にはこだわりたかったんです」と谷口剛園長。

 海へ向かって傾斜する急勾配の土地を生かして段差のある園庭をつくり、 その中心に平屋建ての園舎が配されました。 イメージしたのは“巣箱”。起伏ある地形で建物を取り囲むような、子どもたちに安心感を与える建物です。ダークな色合いの外壁は、大分県日田産の焼杉材。落ち着きのある優しい表情で子どもたちを迎え入れています。

 建物のなかへ入ると、イメージは一転します。玄関を入ると広がる大ホールは、小ぶりな印象の外観からは想像もつかない、天井の高さ約4.5mの大空間。明るいトーンの木に囲まれた、大スパンで柱のない一室空間に、子どもたちのにぎやかな声が響き渡ります。この約半分ほどがランチルーム。もう半分が3・4・5歳児一緒のクラスのための空間。こちらは「まなび」「ごっこあそび」「ブロック」「表現」「制作」などのサインでゾーン分けされており、子どもたちが自分の意志で遊びを選んで活動することができるのです。さらに食事や昼寝も別の場所で行うので、ゾーン教育の実践はより効果的なものになるでしょう。園の教育指針に寄り添った建物なのです。

右手側の海に向かって傾斜する敷地。丘に守られるように園舎を配置し、園庭は傾斜を利用することで起伏と変化を出しました。

園舎は、園庭のむこうに広がる海の側に向けて開かれたつくり。幅の広いウッドデッキが、園庭と園舎を滑らかにつなぎます。

日本で古くから外壁に使われてきた「焼杉」は、杉板を予め炭化させることで耐火・耐久性能を上昇させたもの。光を受けて微妙に変化する表情も美しい。

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園舎訪問_小迎保育園 その2

Visit

愛される園舎のつくりかた

小迎保育園 

傾斜する地形を利用した

海へひらかれた保育園

 木造にはこだわりつつも耐震 ・ 耐火性能を確保するため、建物には、KES構法を採用しました。柱や梁の接合部にスチールの金具を用いるKES構法は、その安全性やデザインの自由度で知られる構造。小迎保育園の柱・梁には、すべて国産のカラマツを使いました。さらに壁と天井にはシナ材、床にもフローリングを用いたほか、建物の中と園庭とをつなぐ、幅の広いデッキテラスの床や天井にも木材を使っています。木の柔らかさは、目はもちろん、手や足の感触を通じても子どもたちに伝わっていくことでしょう。

 自然という何よりの恵みをいっぱいに享受できる安全な“巣箱”のなかで展開する、開放的なプランニングと、五感の成長を促す建物。子どもたちは、それぞれに自由な好奇心を発揮し、自発性を養いながら、巣立ちの時までのひとときを過ごしているようです。

耐震・耐火性能に優れたKES構法を採用。天井高4.5mのランチルームには開閉式のトップライトからも光が入ります。

園の玄関を入ってすぐのスペースに、什器でスペースを区切った図書コーナーを設けました。ブラウンの壁が、落ち着きのある雰囲気ながら、デッキテラス側の大きな窓からたっぷりとした光が注ぎます。家具や什器を上手に配置していくことで、ゾーンを区切ることは可能です。

天井や壁材にも国産の合板を利用した、木に包まれるような内部。素足に、木の優しさが伝わります。写真奥は、3〜5歳児の保育室。背の低い什器で空間が区切られており、子どもたちは興味のある活動のゾーンで各々の遊びや学びに没頭します。

谷口剛園長と子どもたち。

社会福祉法人 栄昭福祉会

小迎保育園 

所在地:長崎県西海市西彼町小迎郷2734-1
構造:木造
階数:地上1階建

愛される園舎のつくり方[幼児の城6] 

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園舎訪問_さいわい保育園 その1

Visit

愛される園舎のつくりかた

社会福祉法人 永寿荘

さいわい保育園

東京都板橋区

遊び場が立体的に

展開する都市型園舎

 団地内にあった区営保育園からの民営化で誕生した〈さいわい保育園〉。敷地は再開発される団地のなかと決まっており、定員から考えると決して広くはありませんでした。敷地のすぐ向かいに広々とした交通公園があるとはいえ、子どもたちがのびのびと身体を動かせる場所が園のなかにあるのがやはり理想です。「子どもたちが遊び始める、いろんな仕掛けをつくってほしいと考えていました」という、永嶋英子法人本部長と大久保善晴園長。その願いが、建物の随所に反映された建物です。
限られた敷地に対し、建物のボリュームを敷地の片側に寄せるなどして園庭をつくり出すのではなく、敷地目一杯に建物を据え、3階建ての建物のあちこちに中庭や広々としたテラスをつくることが選ばれました。これら中庭・テラスは、階段やブリッジによって上下左右に立体的につながり、起伏のある遊び場が生まれています。

3階のバルコニーの床に穴をあけ、細かく張り巡らせたネットを伝って2階のバルコニーから上れるようにした、オリジナルの遊具。

園舎に入ってすぐ、送迎の保護者が必ず目にする場所にあるデン。外側を黒板壁にして、各クラスの出来事を記す連絡板に。

廊下と隔たりなくつながるトイレ。さらに窓を設けて自然光を取り入れ、オープンなつくりにしました。園が食育に力を入れていることから、食材の色を内装の各所に用いています。

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園舎訪問_さいわい保育園 その2

Visit

愛される園舎のつくりかた

さいわい保育園

地域とつながる

街の園舎

 また建物のあちこちに腰かけやデンなど遊びの“きっかけ”を用意したほか、2階ホールのバルコニーには、3階までの2層分にまたがるネット遊具を設置しました。職人の手で微調整を繰り返しながら編み上げたこの遊具伝いに、子どもたちは2階と3階を行き来できるのです。「今までにない遊具なので、当初は運営側に戸惑いもありました」と大久保園長。「でも何より子どもたちが、全身を使ってよじ上ったり転がったりして遊ぶのが大好きなんです。安全性を確保するのはもちろんですが、だからといってこれまでにないものに非寛容にならないよう、運営側も変わっていかなければ、と感じています」。

 さらに、食育に力を注ぐ〈さいわい保育園〉を象徴するのが調理室。エントランスすぐそばという“一等地”に設けられており、園を訪れた誰もが、中の様子を伺うことができます。「園の取り組みを示すとともに、調理の過程が見えることで生まれる安心感も大きいと思います」と永嶋法人本部長。
1階に調理室、2階から3階にかけてはネット遊具……。エントランス側から見る園の建物は、何とも楽しげな様子で地域にアピールすることでしょう。夕暮れが迫って園に明かりが灯ると、外壁のメッシュ越しに優しい光がもれて建物全体が行灯のよう。周辺の住宅地とも調和していく建物です。

デッキテラスやバルコニーを建物のあちこちに設置。幅の広い階段や廊下でつなぎ、変化のある遊び環境をつくり出しています。

2階のルーフバルコニー。園庭をまたぐブリッジを介して、もうひとつのルーフバルコニーへとつながっています。

エントランス側の外観。ステンレスメッシュは、かつて宿場町として栄えた板橋区を象徴する、宿屋のすだれを表現しました。ブルーのガラス部分に、バルコニーのネット遊具が設置されています。

永嶋英子法人本部長(左から4人目)、大久保善晴園長(同5人目)と子どもたち。

社会福祉法人 永寿荘

さいわい保育園

所在地:東京都板橋区幸町45-4 
構造:鉄骨造
階数:地上3階建

愛される園舎のつくり方[幼児の城6] 

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沖縄ならではの素材を多用し元気いっぱいに遊べる庭に

Playground

HZ Kindergarten and Nursery

沖縄県

沖縄ならではの素材を多用し

元気いっぱいに遊べる庭に

子どもたちが裸足で走り回る芝生の園庭には、ガジュマルなど地域特有の木々も植わっています。

風が園全体を通り抜け緑豊かな中庭へと届く

Playground

DS Nursery

茨城県

風が園全体を通り抜け

緑豊かな中庭へと届く

風の強い地域のため、中庭のまわりを園舎が囲みます。園内を通り抜けた風は、中庭へと通り抜け、内と外のつながりをもたらします。

園舎の空間_図書コーナー

details

子どもたちが

すすんで本を読む空間に

本や絵本は子どもたちにとって欠かせないもの。とはいえ、ただ本をたくさん置くだけではなく、子どもたちが積極的に本を読むための空間づくりが必要となります。ほかのことに目もくれずひたすら本の世界に入り込んでしまう子どもたちの集中力には驚かされますが、こういった時間を確保できる場としてのライブラリーを幼児の城では考えています。比較的狭い空間の方が集中しやすいので、大人では背を曲げないと入れなかったりと、子どもの目線での空間づくりを行なっています。

ST Nursery

AO Nursery

KM Kindergarten and Nursery

AM Kindergarten and  Nursery

FC Nursery

園舎訪問_あすなろ幼稚園 その2

Visit

愛される園舎のつくりかた

学校法人 あすなろ学園

園庭、中庭、お遊戯室、

トンネル……。

遊べる場所がいくらでも

見つかるね。

 保育室への出入り口でもある中庭側のサッシは、全て開け放つことが可能です。したがって、サッシを開けると、庇の張り出した半屋外の廊下を介して、青々とした芝生の茂る中庭と室内がつながります。保育室同士も中庭を介して向かいあいますから、どこにいても人の気配を感じられるつくりです。

 さらにこの中庭には、園庭側から階段を上り、建物の中のトンネルをくぐり抜けて2階部分から下りてくるすべり台や、園舎の屋上へと折れ曲がりながらつながる大階段も設けられています。行き止まりのない外廊下をぐるぐるとかけっこしたり、建物の中を抜けるトンネルから職員室の先生に手を振って、すべり台を下ったり。大人仕様の階段も、ただ上り下りするだけではなく、釣り糸を垂らして“ごっこ”遊びをしたりと、じつに独創的に使いこなしているようです。「大階段は危ないんじゃないか、と思う方もいるかもしれない。でも、開園以来事故は一件もありません。自分の身体能力に合わせて、少しずつ学んでいくんですよ」。

 外壁は金属サイディングのシルバー、内装は主に木。子どもっぽいカラフルさはあえて排除しているにも関わらず、子どもたちの創造力が、豊かに園を彩っているようです。

左/中庭側の出口がこのすべり台。子どもたちは小さな探検をするような気分で遊んでいるようです。右/40年以上前からここで運営してきた〈あすなろ幼稚園〉。シンボルである三角屋根を、園児用のエントランスに用いました。

園庭には既成の遊具に混じって手づくりの遊具も置かれています。急な傾斜を駆けのぼったり、好きなお絵描きをしたり。自分たちで遊び方を発明して楽しんでいるようです。

約10m四方、天井の高さは5.1mと広々とした遊戯室。オープンキッチンは皆が集うきっかけにもなります。右側が中庭、左が園庭。

理事長の坂本佳一先生と、奥様で職員の坂本まさよ先生。

学校法人 あすなろ学園

あすなろ幼稚園

所在地:静岡県浜松市南区遠州浜1-10-2
構造:木造
階数:地上2階建

愛される園舎のつくり方[幼児の城6] 

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園舎訪問_あすなろ幼稚園 その1

Visit

愛される園舎のつくりかた

学校法人 あすなろ学園

あすなろ幼稚園

静岡県浜松市

20年後も健やかな

身体をつくる園舎

タタタタ、ドドドドド!

〈あすなろ幼稚園〉の子どもたちはとにかく元気。ものすごい勢いで園内を走り回ります。みんな体操着で裸足。「子どもたちには10年、20年後にも健やかな身体であってほしい。その基礎をつくる時期ですから、楽しみながら身体を動かせる環境が大切なんです」と、坂本佳一理事長。その言葉を裏づけるような、子どもたちの自発的な動きや遊びを誘発する建物を目指しました。

南側に防風林、北側では公園に接する抜けのいい敷地に建てられた園舎は、中庭を囲んだ“ロ”の字型の木造平屋建て。保育室はロの字の3辺に中庭に面して配されており、もう1辺が大きな遊戯室と職員室、その外側に園庭という構成です。裸足で過ごす子どもたちのため、床には無垢材のフローリングを張りました。

園庭側から見た園舎。階段は建物の2階部分をくぐり抜けるトンネルを通じて、中庭へ出るすべり台につながっています。向かって左側が保護者や職員用のエントランス、右側は遊戯室。

全景。中庭の周囲を一周する外廊下、すべり台、折れ曲がっていく階段と屋上と、子どもたちが走り回れる場所が園舎を構成していきます。

中庭に設けられた大階段を上るとたどり着くのが、建物の屋上を使った小さな遊び場。年長になるにつれ、階段の上り下りや、屋上でのかけっこがどんどん早くなっていくそうです。

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園舎の空間_トイレ

details

ドライシステムのトイレは

明るく楽しくデザイン

トイレはなぜじめじめと汚いイメージなのでしょう? それは長らく陽当たりの悪い北側にこっそりと作られてきたからではないでしょうか? 幼児の城では、トイレを南側の太陽光が入る空間としてずっと提案してきましたが、そういった事例がどんどん増えています。太陽光は殺菌効果が期待できます。また、大きな窓で外からも見えているように思えるトイレも、視線が遮られることを細かく計算しています。開放的で清潔なトイレを子どもたちには体験してほしいのです。 

AM Kindergarten and Nursery

ST Nursery

D1 Kindergarten and Nursery

DS Nursery

HZ Kindergarten and Nursery

園舎の空間_ダイニング

details

食事を楽しみながら

食育を実践する場づくり

ダイニングは園舎設計において重要な空間。毎日の食事を楽しくいただくために、広々とした気持ちのいい空間であることはもちろん、食育など園の教育方針にも深く関わってくるからです。子どもたちが調理士の人と同じ目線の高さで配膳を行なうための段差調整、調理士の人が給食を作っている姿が見えるガラス張りの給食室など、空間の考え方は多岐に渡ります。これまでの経験上、子どもたちがダイニングを気に入ると、食べる量が増えるのです。こんなに嬉しいことはありません。

TY Nursery

ST Nursery

DS Nursery

OB Kindergarten and Nursery

SM Nursery

HZ Kindergarten and Nursery

園舎の空間_デン

details

デン(あなぐら)は

子どもたちに大人気

子どもたちは、大人の想像を超える発見と工夫を得意とする小さな天才です。大人にとっては実用的ではないスペースや障害物のような段差でも、子どもの手にかかると最高の遊び場に変わってしまいます。幼児の城では、階段下の空間をデン(あなぐら)として活用したり、あえて見えにくい空間を作るなど、子どもたちが楽しめる場づくりを積極的に行ないます。それも、長く園舎を作って来たなかで、子どもたちが私たちに教えてくれたことなのです。

ATM Nursery

KT Kindergarten and Nursery

NFB Nursery

AM Kindergarten and Nursery

AM Kindergarten and  Nursery

園舎の空間_ホール

details
ホール&プレイルーム

広々と快適なホールは
多目的に使うことができます

雨の日でも子どもたちが全速力で駆け回ることのできる大きなホール。窓を全面開口にすれば、園庭とひとつながりになりさらなる広さを体験することができます。また、広々としたホールにあえて小さな段差をもうけることで空間が2つになるなど、ホールの設計にはさまざまな可能性があります。園が力を入れている課題活動に対応することも、子どもたちが帰った後に地域の人々が活用する場にすることも可能です。大空間だからこそ、とことん考えて設計します。

TY Nursery

KM Kindergarten and Nursery

SP Nursery

HZ Kindergarten and Nursery

NFB Nursery

D1 Kindergarten

自然や本物の素材に日頃から触れられる園舎

Interior

QKK Nursery

●神奈川県

第10回キッズデザイン賞

自然や本物の素材に

日頃から触れられる園舎

イタリアレストランから保育園へのコンバージョン。ファーム(農園)をコンセプトに、土や草花に触れられる中庭、さらに木やスチールで組んだいくつもの“ハウス”とという遊具で子どもたちの五感を育てます。

園舎内観

園舎内観

グリーンウォール

ビルの1フロアを子どもたちの街としてイメージ

Interior

MK Nursery

神奈川県

第9回キッズデザイン賞

ビルの1フロアを

子どもたちの街としてイメージ

再開発ビルの中に新設された保育所。ビルの中に街の要素を取り込んでデザインした園舎の中には楽しさがいっぱいです。

アトリエウォール

保育室

ダイニング

キャンプがテーマの英会話学堂のリノベーション

Interior

WKF School

東京都

キャンプがテーマの

英会話学堂のリノベーション

2歳児から小学校低学年までを対象とした、英語学習の民間学堂。キャンプを改装のテーマに、家型のテントや木製パレットのステージなど、遊びを誘発する仕掛けをたくさん盛り込みました。

園舎内観

園舎内観

園舎内観

旧来のトイレを明るく清潔なイメージに刷新

Interior

SG Kindergarten

神奈川県

旧来のトイレを明るく

清潔なイメージに刷新

既存の幼稚園のトイレ部分のみの改修です。北側にあり暗いイメージだったトイレを、季節ごとの色をテーマにして明るく清潔なイメージに生まれ変わらせました。

トイレ(夏) *一番上の写真は(春)

トイレ(秋)

トイレ(冬)

音との触れあいが感性を養う園舎

Interior

FK Nursery

●神奈川県

第8回キッズデザイン賞

音との触れあいが

感性を養う園舎

音楽教室を手がける運営主の保育園として、音楽との触れあいをテーマに内装設計を行いました。叩いたり、触ったりすると音の出る仕掛けをちりばめたオーケストラウォールなど、音によって子どものコミュニケーションが育まれます。

プレイダイニングルーム

オーケストラウォール

外とつながる子どもインターフォン

安心かつ楽しさのある児童デイサービス施設

Interior

KDH Day Care

東京都

安心かつ楽しさのある

児童デイサービス施設

ビルのテナントスペースを利用して設けられた児童デイサービスです。障害を持つお子さんや保護者が安心して楽しく過ごせるよう心がけています。

デイルーム

黒板壁

黒板壁と子ども

地域に密着した楽しい子育て支援スペース

Interior

THK

神奈川県

地域に密着した

楽しい子育て支援スペース

スーパーの一角にあるテナントスペースに設けられた子育て支援スペースです。明るくて楽しい色や形を用いて、親しみやすい雰囲気としました。

保育室

保育室

保育室

硬質なイメージの場に優しいデザインをプラス

Interior

SGK Nursery

東京都

硬質なイメージの場に

優しいデザインをプラス

衆議院会館内にある保育所のインテリア設計を担当した事例です。硬質なイメージの建物の中で、優しさを感じさせる空間を意識しました。

保育室

保育室

保育室

Works_Newproject

New project

進行中の
プロジェクト

ここに掲載している園舎は進行中プロジェクトの一部です。

佐賀

2025年1月竣工予定
KZ Nursery

大阪

2025年2月竣工予定
KD Kindergarten and Nursery

神奈川

2025年3月竣工予定
KC Nursery

愛媛

2025年3月竣工予定
IW Kindergarten and Nursery

東京

2025年3月竣工予定
MN Kindergarten and Nursery

千葉

2025年3月竣工予定
NH Kindergarten and Nursery

中国

2025年秋竣工予定
WCG Kindergarten

中国

2025年秋竣工予定
FH Kindergarten

東京

2026年3月竣工予定
SY Nursery

大阪

2026年3月竣工予定
SY Kindergarten and Nursery

埼玉

2026年3月竣工予定
FS Kindergarten and Nursery

中国

FYH Kindergarten

Works_kodomoen

認定こども園 作品集

ここに掲載している園舎は最近竣工した事例の一部です。

鹿児島県

鹿児島県

新築
KN Kindergarten and Nursery

新潟県

群馬県

群馬県

新築
IRH child development support

富山県

大分県

大分県

新築
FS Kindergarten and Nursery

愛知県

鹿児島県

鹿児島県

新築
KFB Kindergarten and Nursery

宮崎県

宮崎県

新築
MRN Kindergarten and Nursery

福井県

福井県

新築
EZ Kindergarten and Nursery

静岡県

静岡県

新築
Kinari Kindergarten and Nursery

大阪府

大阪府

新築
KM Kindergarten and Nursery

鹿児島県

鹿児島県

新築
AM Kindergarten and Nursery

熊本県

熊本県

新築
D1 Kindergaten and Nursery

長崎県

長崎県

新築
OB Kindergarten and Nursery

沖縄県

沖縄県

新築
HZ Kindergarten and Nursery

広島県

広島県

新築
CO Kindergarten and Nursery

大分県

大分県

新築
KT Kindergarten and Nursery

神奈川県

神奈川県

新築
MS Kindergarten and Nusery

東京都

Works_Kindergarten

Kindergarten

幼稚園 作品集

ここに掲載している園舎は最近竣工した事例の一部です。

福岡県

中国広州

中国惠州

中国貴陽

中国貴陽

既存ビルの用途変更
WDB Kindergarten

中国北京

中国北京

既存ビルの用途変更
IBG “H” Kindergarten

愛媛県

愛媛県

新築
KO Kindergarten

埼玉県

神奈川県

長崎県

長崎県

新築
YM Kindergarten

静岡県

静岡県

新築
KD Kindergarten

東京都

静岡県

埼玉県

東京都

神奈川県

神奈川県

新築
MNK Kindergarten

神奈川県

神奈川県

新築
CSHD Kindergarten

Works_Interior

Interior

インテリア 作品集

ここに掲載している園舎は最近竣工した事例の一部です。

中国惠州

中国貴陽

中国貴陽

既存ビルの用途変更
WDB Kindergarten

中国北京

中国北京

既存ビルの用途変更
IBG “H” Kindergarten

神奈川県

神奈川県

KIDS SMILE LABO Nursery

長崎県

長崎県

KB Primary and Secondary School

東京都

東京都

GSA International School+Wisdom Academy

神奈川県

神奈川県

Muronokids Satellite

神奈川県

Works_NurserySchool

Nursery school

保育園 作品集

ここに掲載している園舎は最近竣工した事例の一部です。

中国広東省

中国広東省

既存ビルの用途変更
XCG Nursery

神奈川県

神奈川県

KIDS SMILE LABO Nursery

長崎県

長崎県

新築
KNO Nursery

神奈川県

東京都

鳥取県

神奈川県

神奈川県

新築
SMW Nursery

東京都

神奈川県

神奈川県

新築
HN Nursery

神奈川県

東京都

東京都

新築
MMK Nursery

東京都

東京都

新築
発達支援Kiitos羽村

東京都

大阪府

奈良県

三重県

兵庫県

埼玉県

神奈川県

神奈川県

新築
MB Nursery

東京都

千葉県

茨城県

福島県

東京都

茨城県

東京都

長崎県

周囲の環境を積極的に取り込む園舎

Nursery school

TY Nursery

●三重県

ウッドデザイン賞2017

第10回キッズデザイン賞

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・Archdaily (アメリカ)

・AECCafe (アメリカ)

周囲の環境を

積極的に取り込む園舎

田畑や森林など緑豊かな環境に恵まれた園舎。自然を身近に感じられるよう、ダイニングには広々とした開口部を設けるなど、心地よい空間づくりが随所になされています。

ダイニング

吹き抜け空間

キッチンの機能もある小屋

住宅街にもなじむ開放的な空間

Nursery school

SZM Nursery

●兵庫県

住宅街にもなじむ

開放的な空間

住宅街のため、周囲に馴染むよう、軒高を低く抑えたシンプルな家型の園舎。内部は仕切りのない空間で、使いながら変化していける園舎です。

保育室

保育室

ライブラリー

人と地域、人と自然がつながる園舎

Nursery school

ST Nursery

●埼玉県

第5回埼玉建築文化賞 教育部門 最優秀賞

ウッドデザイン賞2017

第10回キッズデザイン賞

2017 米国A+AWARD  ファイナリスト(優秀賞)

Winner in Architectural Design/Educational category

米国 The American Architecture Prize

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

人と地域、

人と自然がつながる園舎

水郷の街ならではの、川のほとりのボート小屋を想起させる園舎。片流れの木造屋根が連なるつくりで、地域の結びつきを高めています。

ダイニング

エントランス

中庭

地域とともに子どもを育てる都市型保育園

Nursery school

AKZ Nursery

●東京都

第10回キッズデザイン賞

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

地域とともに子どもを育てる

都市型保育園

庭と一体化するダイニングは地域に開放し、ベンチウインドウ越しに子どもと通りを歩く人の視線が通う…。都市型園舎のモデルケースともいえる園舎です。

テラス

中庭

ダイニング

木立を抜けて園舎へと辿り着く心地いい動線

Nursery school

HK Nursery

 ●長崎県

木立を抜けて園舎へと

辿り着く心地いい動線

建て替え時に既存園舎を残した関係で、全面道路より奥まった場所となった新園舎。その分、園舎までの導線を木立とし、森の中にあるような平屋建ての園舎となっています。

園庭

エントランスホール

ダイニング

園庭に里山を取り込み自然素材を多用した園舎

Nursery school

SM Nursery

●東京都

第9回キッズデザイン賞

 

 メディア掲載

・designboom (イタリア)

・Archidaily (アメリカ)

・AECCafe (アメリカ)

園庭に里山を取り込み

自然素材を多用した園舎

周囲の里山を再現すべく変化に富んだ園庭をデザイン。園舎も自然の素材感を活かして、手触りと匂いのする建材を使用しています。

園庭

エントランス

ダイニング

地域の子育て拠点になる園舎

Nursery school

MB Nursery

●神奈川

地域の子育て拠点となる園舎

地域との関わりの中で育ってほしいという思いから、1階を開放し

キッチンと園庭が連続したスペースは地域の子育ての拠点となっています。

みつばちのハニカム構造をモチーフにしたデザインを各所に配した園舎です。

園舎内観

コミュニティスペース

園舎外観

南国風の周囲の街並に溶け込む園舎

Nursery school

KM Nursery

●千葉県

南国風の周囲の街並に

溶け込む園舎

オーナーが作った南国風の街並みと周囲の低層な住宅ににマッチさせる為に、南国風の雰囲気を持たせながらオシャレにデザインした園舎です。

園舎外観

ダイニング

プールテラス

住まいのような居心地のよさを追求した園舎

Nursery school

QKM Nursery

●大阪府

住まいのような

居心地のよさを追求した園舎

保育施設というよりも住空間のイメージで設計された園舎。玄関、土間空間、そしてダイニングへ、光や風が伝わっていきます。

ダイニング

保育室

トイレ

輸送コンテナを連結した珍しい園舎

Kindergarten

OA Kindergarten

輸送コンテナを連結した

珍しい園舎

輸送コンテナを連結したユニークな園舎。短期間での工期、再利用が可能など、実はエコの側面もあります。コンテナの鉄に対して、木を多用することで温もりある空間を生み出しています。

中庭

保育室

テラス

地域と共生することで安全を実現する園舎

Nursery school

AO Nursery

●東京都

第9回キッズデザイン賞

地域と共生することで

安全を実現する園舎

地域に対して開く事をテーマとする事で安全と言うコンセプトを設定した開放的で明るい園舎。

エントランス

遊戯室

廊下・ホール

中庭をぐるりと囲むモダンな園舎

Nursery school

DS Nursery

●茨城県

第9回キッズデザイン賞

第29回茨城県建築文化賞茨城県知事賞(最優秀賞)

2016日本建築学会作品選集入選

 

メディア掲載

・Archidaily (アメリカ)

・Dezeen (イギリス)

・Architizer (アメリカ)

・AECCafe (アメリカ)

・ARQA (アルゼンチン)

中庭をぐるりと囲む

モダンな園舎

風の強い地域である事から、中庭を囲む様に園舎を構成する事で落ち着いた中庭と活発的な外庭を作ったモダンな木造園舎です。

中庭とランチルーム

ランチルーム

トイレ

大きな廊下が子どもたちの中心となる園舎

Kindergarten

AN Kindergarten

●神奈川県

Modern Decoration International Award 公共空間大賞

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・Archidail (アメリカ)

・Dezeen (イギリス)

大きな廊下が

子どもたちの中心となる園舎

建物の中央に、さまざまな使い方のできる広々とした廊下を設けた幼稚園。子どもたちは、この場所で自由に触れ合い、遊びを生み出します。

廊下に設けられた隠れ家

隠れ家と吹き抜け部分

エントランス

園舎のなかに遊び場を設けた保育園

Nursery school

SP Nursery

●福島県

第9回キッズデザイン賞

中国 The IAI Design AWARD 2016 Best Excellence Award

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・Archidaily (アメリカ)

園舎のなかに遊び場を

設けた保育園

原発事故の影響で外遊びが制限されている子供たちのために園舎内部で外遊び同様の事が出来る様に工夫をした園舎。

屋内砂場

廊下

屋内プール

豊かな緑に恵まれたオーガニック園舎

Nursery school

SM-K Nuresry

●東京都

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

豊かな緑に恵まれた

オーガニック園舎

隣接地に緑豊かな公園を持つオーガニックコンセプトの保育園。隣地の緑を借景に出来るランチルームがとても心地よい園舎です。

ダイニング

図書コーナー

園庭と園舎外観

地元の名産をモチーフとした外壁が周囲にとけ込む園舎

Nursery school

FOC Nursery

●群馬県

地元の名産をモチーフとした

外壁が周囲にとけ込む園舎

地元の瓦、古墳、絹をイメージした色を外壁に使用し、子供達へ故郷を知ってもらう事を意図しました。内部には沢山の可愛いデザインの仕掛けがあります。

エントランス

ベンチウィンドウ

事務室

本物の素材に触れることが子どもたちの感性を育む

Kindergarten

SKW Kindergarten

●埼玉県

本物の素材に触れることが

子どもたちの感性を育む

40年以上もの歴史のある幼稚園の改築。ワイナリーやオーベルジュをモチーフに、レンガや木など本物の素材ならではの手触り、そしてどこかほっとする素朴さを盛り込んでいます。

ダイニング

エントランス

園舎内観

森の記憶を内外に散りばめた園舎

Kindergarten

YM Kindergarten

●長崎県

中国 2018 The IAI Best Humanistic Care Award

中国 2018 China Good Design Award

森の記憶を

内外に散りばめた園舎

敷地周辺にかつてあった森の記憶を受け継ぐことをテーマとした園舎です。木もれ日があたる場所をイメージした、居心地のいい場を多く設けています。

ライブラリー

ダイニング

こもれびひろば

小さな仕掛けが子どもの感性を育む園舎

Nursery school

THK Nursery

●栃木県

第7回キッズデザイン賞

小さな仕掛けが

子どもの感性を育む園舎

子ども達の感性や創造性を引き出すために、様々な小さな仕掛けを散りばめた園舎。園舎では怪我を恐れない子ども達に日々の発見を促します。

エントランス

図書コーナー

テラス

絶景に恵まれたエコ園舎

Kindergarten

KD Kindergarten

●静岡県

2011年グッドデザイン賞 受賞

 

メディア掲載

・Architizer (アメリア)

絶景に恵まれた

エコ園舎

富士山を望む敷地に建つ、エコ園舎です。

通風、採光、換気に配慮しつつ自然と一体的になれる様に

デザイン的な配慮がされています。

園舎外観(夕景)

教室

幼児トイレ

広大な敷地に里山を蘇らせた園舎

Nursery school

ARN Nursey

●茨城県

広大な敷地に

里山を蘇らせた園舎

広大な敷地の中に、土地の原風景であった里山を復元させるべく計画のされた園舎です。空調に頼らない風の抜ける心地よい園舎になっています。

エントランス

ダイニング

ダイニング

建物内の高低差を子どもの遊びのきっかけに

kodomoen

AM Kindergarten and Nursery

                                                               ●鹿児島県

第10回キッズデザイン賞&奨励賞

2017 米国A+AWARD 特別賞

 

メディア掲載

・ARQA (アルゼンチン)

・Archidaily (アメリカ)

・Architizer (アメリカ)

・roomie (日本)

建物内の高低差を

子どもの遊びのきっかけに

海抜の低い敷地のため、1階と2階の中間層にも子どもの居場所を設け、高さが異なる空間がつながるように設計しています。その結果、子どもたちの遊び場がたくさん創出されました。

ダイニング

ピロティ

廊下と階段

外部と内部のコントラストが印象的な園舎

Kindergarten

BB Kindergarten

●東京都

江戸川区第1回景観まちづくり賞

外部と内部のコントラストが

印象的な園舎

外壁に、年月を経ると風合いが増すタイルを使用した落ち着きと高級感を演出した園舎です。内部においてはポップな色使いが明るさを演出しています。

エントランスホール

廊下とトイレ

園舎外観

都市型を意識したシャープでモダンな園舎

Nursery school

SRG Nursery

●愛知県

都市型を意識した

シャープでモダンな園舎

交通量の多い通りに面している事から、都市との関係性を大切にデザインした保育園です。シャープでモダンなデザインが都市に溶け込んでいます。

エントランス

保育室

遊戯室

可変であることを意識した大開放の園舎

kodomoen

D1 Kindergarten and Nursery

 

●熊本県

第9回キッズデザイン賞+奨励作品

2015グッドデザイン賞

米国2016 The A+Award kindergarten Special Mention(幼稚園部門特別賞)

中国 The IAI Design AWARD 2016 Best Excellence Award

英国 The 2016 WAN AWARDS EDUCATION AWARD SHORTLIST (教育部門優秀賞)

第21回熊本アートポリス推進賞選賞

九州建築選2015奨励作品

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・ArchDaily (アメリカ)

・Spoon and Tamago (アメリカ)

・designboom (イタリア)

・ARQA (アルゼンチン)

・ARKITERA (トルコ)

・SORA NEWS 24 (日本)

可変であることを意識した

大開放の園舎

超可変性をテーマとした園舎。教室には一切の間仕切りがなく、外周部の壁も開放出来る建具でデザイン。更に雨が降ると遊べる水溜りが出現します。

プラザ

教室

トイレ

歴史ある建物を活かしつつ新たに生まれ変わった園舎

Kindergarten

KEJ Kindergarten

●東京都

歴史ある建物を活かしつつ

新たに生まれ変わった園舎

大正時代から受け継がれてきた由緒あるお寺の幼稚園。既存建物をあえて壊さずに活かすことで、歴史を子供達に伝える園舎としてデザインされました。

園舎外観(夕景)

園舎外観(既存建物を活かしつつ、デザインを展開)

遊戯室(大正時代のインテリアを活かして再生)

元からあった樹木を園内に取り込んだ保育園

Nursery school

MM Nursery

●千葉県

元からあった樹木を

園内に取り込んだ保育園

既存の高木を出来るだけ残して園舎に取り込むことを試みた園舎です。気持ちのよいランチルームとテラスを核にした快適園舎です。

ダイニングとテラス

テラス

遊戯室

子どもたちの遊びが自然に誘発される園舎

kodomoen

OB Kindergarten and Nursery

 

●長崎県

第9回キッズデザイン賞+奨励賞

2015  グッドデザイン賞

米国 2016 The A+Awards Kindergarten Finalist(幼稚園部門優秀賞)

中国 The IAI Design AWARD 2016 Best Excellence Award

九州建築選2015奨励作品

 

メディア掲載

・Architizer (アメリカ)

・ArchDaily (アメリア)

・ARQA (アルゼンチン)

・designboom (イタリア)

子どもたちの遊びが

自然に誘発される園舎

ダイニングルームや屋上園庭から眼前の海の景色を楽しめる園舎。遊びが自然派生する仕掛け々が散りばめられ、子供達の運動量も増加します。

ダイニング

プレイスペース

屋上園庭

中庭を囲むようにデザインされた園舎

Kindergarten

ASN Kindergarten

●静岡県

第3回キッズデザイン賞

中庭を囲むように

デザインされた園舎

中庭をはらっぱに見立てて設計された木造園舎です。周囲の緑を借景として取り込んだ計画がされています。

園舎外観

遊戯室

オープンキッチン

子どもたちが森を創ることをテーマとした保育園

Nursery school

NM Nursery

●埼玉県

第6回キッズデザイン賞

子どもたちが森を創ることを

テーマとした保育園

子どもたちの成長と共に森を、ゆっくりと創っていく事をテーマにした保育園です。木造平屋建ての園舎は園舎内にも森を感じさせてくれます。

見える厨房

ランチテラス

園舎外観

宮古島の自然と伝統を取り入れた園舎

kodomoen

HZ Kindergarten and Nursery

●沖縄県

第9回キッズデザイン賞

米国 2016 The A+Awards Kindergarten Jury Award (幼稚園部門優秀賞)

中国 The IAI Design AWARD 2016 Best Humanistic Care

九州建築選2015 奨励作品

 

メディア掲載

・designboom (イタリア)

・Archidaily (アメリカ)

・Dezeen (イギリス)

・Architizer (アメリカ)

・ARQA (アルゼンチン)

宮古島の自然と伝統を

取り入れた園舎

宮古島特有の光、風、大地、地域と言った特徴を積極的に取り込んでデザインした園舎です。

アトリエ

ダイニング

テラス

素材と色遣いにこだわったシンプルモダンな園舎

Kindergarten

FKM Kindergarten

●静岡県

素材と色遣いにこだわった

シンプルモダンな園舎

シンプルでモダンなデザインで構成されたながら、温かみも共存する雰囲気を持つ園舎。素材、色彩にトコトンこだわった幼稚園です。

エントランスホール

図書コーナー

のぞき穴

園舎全体が遊びとなった都市型保育園

Nursery school

SW Nursery

●東京都

第6回キッズデザイン賞

園舎全体が遊びとなった

都市型保育園

園庭の取りにくい都市型園舎として、園舎全体で遊べる工夫のされた園舎です。玄関にある黒板ウォールは親子と園を繋ぐ瓦版の様な役目を果たします。

ピロティ(夕景)

黒板ウォール

園舎外観(夕景)

カフェを開放し地域の子育て支援の場に

kodomoen

CO Kindergarten and Nursery

●広島県

第8回キッズデザイン賞

メディア掲載

・Architizer

・ArchDaily

カフェを開放し

地域の子育て支援の場に

安芸の小京都と言われる伝統的建築群と竹林を周辺に有する園舎。地域子育て支援として開放的なカフェスペースを設置している事が特徴的です。

カフェ棟

玄関ホール

プールテラス

外壁に金属を用い軽快さを演出した園舎

Kindergarten

SGS Kindergarten

●埼玉県

外壁に金属を用い

軽快さを演出した園舎

メンテナンスフリーの金属建材を使用し、軽快な雰囲気を演出した幼稚園です。芝生を張った園庭は園関係者に好評です。

園舎外観(夕景)

芝生の園庭

園舎外観

最先端の設備を取り入れ、遊び心にも富んだ園舎

Nursery school

MD Nursery

●神奈川県

最先端の設備を取り入れ、

遊び心にも富んだ園舎

モダンなエントランスが人気の園舎です。下足箱さえも遊び心を取り入れ、中庭の芝生化、厨房の見える化など最先端の要素が盛り込まれています。

見える厨房

芝生の中庭

園舎外観

海を目の前にして起伏のある園庭が楽しい園舎

kodomoen

KT Kindergarten and Nursery

●大分県

第5回建築九州賞30選

海を目の前にして

起伏のある園庭が楽しい園舎

眼前に海を見る、1haに及ぶ敷地に変化に富んだ楽しい園庭を園舎と共に整備した事例です。シンプルでも飽きないロングライフなデザインです。

玄関ポーチ

アナグラ

ホール兼ランチルーム

自然豊かな立地にふさわしい木造ホール

Kindergarten

AH Kindergarten

●東京都

プロポーザル入選採用

自然豊かな立地にふさわしい

木造ホール

東京でありながら自然豊かな環境に建つ幼稚園のホールです。木造で造られたホールは子供達を優しく包み込みます。

トオリニワ

ホール

幼児トイレ

屋根の上に庭を設けた開放的に溢れる園舎

Nursery school

SG Nursery

●東京都

屋根の上に庭を設けた

開放的に溢れる園舎

屋根の上にお庭があって、桜の木が生えている。そしてランチルームは開放感いっぱいのカフェの様な園舎です。

ソラのお庭

カフェのようなランチルーム

参加できる厨房

赤い屋根がシンボルとなったこども園

kodomoen

MS Kindergarten and Nursery

●神奈川県

赤い屋根が

シンボルとなったこども園

自然に触れて元気に遊ぶ事を大切にしている認定こども園の新園舎です。園歌にも歌われている赤い屋根を踏襲しながら新しい付加価値をつけました。

園舎外観

キッチン

サイン

敷地の高低差を利用した木造園舎

Kindergarten

MNK Kindergarten

●神奈川県

第4回キッズデザイン賞

敷地の高低差を

利用した木造園舎

敷地形状を積極的に利用して、園舎内に高低差を加えた木造園舎です。内外に温かみのあふれる木材を使用し、優しさ溢れるお洒落な園舎です。

園舎外観

園舎外観

ホール

大きな湾を臨む木造平屋園舎

Nursery school

KG Nursery

●長崎県

大きな湾を臨む

木造平屋園舎

眼下に大村湾を望む絶好のロケーションに建つ、木造平屋建て園舎です。異年齢児保育に対応する様に設計されたお洒落な園舎です。

園舎外観

園舎外観

エントランス

ランチルーム

町家をテーマにした日本的モダン園舎

Kindergarten

CSHD Kindergarten

●神奈川県

町家をテーマにした

日本的モダン園舎

町屋の考えを園舎に取入れた、ジャパニーズモダンな園舎です。園舎に入ると驚きの仕掛けが待っています。

教室

アソビニワ

アソビニワ

園舎外観

保育園からこども園への大規模リニューアル

kodomoen

UH Kindergarten and Nursery

●東京都

大規模リフォーム事例

保育園からこども園への

大規模リニューアル

個人立で地元に根付いて運営されてきた保育園を認定こども園としてリニューアルした園舎です。既存の構造体を活かしての大規模リフォームです。

玄関ホール

保育室

園舎外観(夕景)